ロワール地方
ジャンヌダルクゆかりの町オルレアン © ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados
歴史的に重要な出来事の舞台となった場所も多く、世界史の授業で聞き覚えのある出来事や人物が次々と登場します。歴史的遺産に囲まれながら、激動の時代を生きていた彼らに想いを馳せてみてはいかがでしょう。
■アクセス
シャルル・ド・ゴール空港からナントまで国内線で約1時間、TGVで約2時間。空港からオルレアンまでTGVで約2時間、シャルトルまでTGVで約2時間。
■見どころ
左右対称が美しいシャンボール城 © MDLF/Léonard de Serres
流域には他にも歴史の舞台となった都市が存在します。東側には、15世紀に当時弱冠16歳の少女であったジャンヌダルクが、百年戦争でイギリス軍により窮地に追い込まれたフランス軍を鼓舞し、勝利に導いた舞台となったオルレアン。そして大西洋側には16世紀末に起こった宗教戦争を鎮めるため、当時の国王アンリ4世が宗教の自由を認めるというナントの勅令が発令された場所ナント。
ロワール川流域以外では、世界遺産のカテドラルがありパリからもアクセスし易いシャルトルと見どころがたくさん揃っています。
■名物料理
りんごの旨味が詰まったタルトタタン
その他今ではフランスを代表するケーキとなっているリンゴのタルト、タルトタタン。もともとはタタンというホテルで作られた失敗作が始まりなのだとか。
24時間耐久レースで知られるル・マンの名物リエットは、豚肉と豚の油ラードを煮込んだペーストで、コンビーフの豚肉版のようなもの。バゲットにのせて食べるのが美味しく、豚肉の旨味が凝縮されたやみつきになる絶品です。
■イベント
勇気ある16歳の少女ジャンヌダルクを讃えて © Office de Tourisme d'Orleans
【参考サイト】