ノルマンディー地方

ウィリアム王のいた城や第二次世界大戦の舞台となった歴史を持つノルマンディー地方の代表都市カン© ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

ウィリアム王のいた城や第二次世界大戦の舞台となった歴史を持つノルマンディー地方の代表都市カン© ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

ノルマンディー公ウィリアムの栄華を今に伝えるバイユーのタピストリー © ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

ノルマンディー公ウィリアムの栄華を今に伝えるバイユーのタピストリー © ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

9世紀、スカンジナビアからヴァイキングと呼ばれる民族が定住し建国されたのがはじまりというノルマンディー地方。その後11世紀には当時の首長であったウィリアムがイングランドを制覇し、イングランド王に即位。その後長い年月を経て、第二次世界大戦時には、連合国軍に制覇されるという皮肉な歴史がありました……。今ではそんな激動の時代を生き抜いたということが嘘のように落ち着いた町並みが続いていますが、残された遺産の中に歴史の一端をかいま見ることができます。

■アクセス
シャルル・ド・ゴール空港からTGVでカンまで約3時間、ルーアンまで約2時間。

 

■見どころ
どこから見ても美しい巡礼の島モン・サン・ミッシェル © UNESCO / Aïtzegah, V

どこから見ても美しい巡礼の島モンサンミッシェル © UNESCO / Aïtzegah, V

ノルマンディー最大の見どころといえば、やはりフランスが誇る世界遺産、モンサンミッシェル。ちょうどブルターニュ地方との境目に位置し、ブルターニュ地方の都市からアクセスし易いということもあり、ブルターニュ地方と間違えられることもしばしば。

中世の時代に多くのキリスト教徒が目指した巡礼の地として知られるこの小さな島。頂上にそびえ立つ修道院を中心に、日中は観光客が集まり大変賑やかですが、夜は静かで幻想的な空気が流れるという違った様相を見せます。

その他ドーヴィルやオンフルールなどイギリス海峡沿いに並ぶ小さな港町や、カンやルーアン、バイユーなどノルマンディーの偉大な歴史が残されている内陸部の町も忘れてはならない見どころ。パリのあるイルドフランス地方にも近いジヴェルニーには、印象派の巨匠モネが晩年を過ごした家が今もなお残されています。

 

■名物料理

海の幸の中でもやはり牡蠣が新鮮で美味しい © SPIEGELHALTER Erich/Crtb

海の幸の中でもやはり牡蠣が新鮮で美味しい © SPIEGELHALTER Erich/Crtb

フランス大西洋岸といえば牡蠣の養殖は外せません。日本では、カキフライや牡蠣鍋など様々な牡蠣の食べ方がありますが、フランスでは生牡蠣以外考えられない!と言っても過言ではありません。是非レモンとワインビネガーを加えてフレッシュな生牡蠣を堪能して下さい。

その他、海辺の草を食べて育つことからほのかな塩味があるというプレサレという名の羊もノルマンディー地方名物。有名なモンサンミッシェル名物のオムレツですが、値段の割には……という意見が少なからず聞かれていますが、話のネタに、くらいに考えている人はトライしてみてもいいかもしれません。

 

■お土産
フランスチーズの中で最もポピュラーなカマンベールチーズ© ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

フランスチーズの中で最もポピュラーなカマンベールチーズ© ATOUT FRANCE/CDT Calvados/CDT Calvados

ノルマンディー地方は昔から酪農が盛んなエリアで、高品質な乳製品が揃っています。有名どころでは、くせのないクリーミーな味わいが特徴のカマンベールチーズやバターなど。

フランスでは珍しく、土地柄ブドウの代わりにリンゴを多く生産しているので、ブルターニュ地方同様シードルも名物ですが、香り高いリンゴのブランデー、カルヴァドスはノルマンディーならではのお酒です。

【参考サイト】