ブルターニュ地方

石畳の道が歴史を感じさせる町ディナン

石畳の道が歴史を感じさせる町ディナン© BOBROVITCH Anatoly/Crtb 

フランス語で「美しい島」という名のベル・イル

フランス語で「美しい島」という名のベル・イル© GRATIEN Jean-Patrick

フランスの最西端に位置するブルターニュ地方は、大西洋を越えたすぐ先はイギリスという地理的条件により、イギリス方面から影響を受けたケルト文化が今でも大切に残されています。ちなみに「ブルターニュ」とは、フランス語で「イギリス」の意味。

大西洋に突き出た大きな半島のような形をしたブルターニュ地方は、南北西を海に囲まれ、港町や海に浮かぶ小さな島も多い地方 。内陸部は、昔ながらの古い町並みがそのまま残され、歴史がありながらも素朴な田園風景が続いています。

■アクセス

シャルル・ド・ゴール空港から国内線でレンヌまで1時間15分、カンペールまで1時間5分、TGVでレンヌまで約3時間、カンペールまで約6時間。

 

■見どころ
ブルターニュの玄関口レンヌ

ブルターニュの玄関口の町レンヌ

ブルターニュの見どころは大きく3つに分けられます。レンヌ、サンマロ、ディナンなどノルマンディー地方との境目に位置し、モン・サン・ミッシェルへの拠点にもなっている東部、カンペールやブレストなど大西洋に突き出た半島の先端の西部、そしてベルイルやロリアン、ヴァンヌなど小さな島がところどころに浮かび港町も多い南部。それぞれの地方は、ブルターニュ特有の風土を持ち合わせながらも独自の個性もあるところがこの地方の魅力を物語っています。

そして、忘れてはならないこの地方のもう一つの見どころといえば、日本語で「海洋療法」と訳されるタラソテラピー。今では日本でもすっかり知られた存在となっているタラソテラピーですが、もともとは治療の目的で東部の港町サンマロで始まりました。現在は、サンマロの他、南の港町キブロンでタラソ専門のホテルもあり、旅で疲れた体を癒しにちょっと立ち寄ってみるのもいいですね。

 

■名物料理
良質のバターを使ったブルターニュのクレープは絶品

良質のバターを使ったブルターニュのクレープは絶品© GRATIEN Jean-Patrick

ブルターニュ名物といえば、やはりクレープは外せません。そば粉で作ったガレットと呼ばれるごはんクレープや、小麦粉のデザートクレープは、りんごの発泡酒シードルとともに頂くのがお約束。

クレープと同じ材料で作り、良質なブルターニュ産バターをふんだんに使った焼き菓子も人気で、クッキーやクイニアマン(カリカリに焼き上げたパイ菓子)はぜひ現地で味わいたいスイーツです。

 
■お土産
カンペールの陶器はフランスを代表する工芸品

カンペールの陶器はフランスを代表する工芸品© SCHULTE-KELLINGHAUS Martin /Crtb

最近日本でもブームとなった塩キャラメルは、誰に贈っても喜ばれる逸品。その他、南のロワール地方との境周辺でとれるゲランド塩も、好みを問わないお土産として人気です。

雑貨好きなら、鮮やかな色合いの絵付けが特徴のカンペール焼きの陶器がおすすめ。意外なところでは、レトロな缶のデザインがおしゃれでかわいいラ・ベル・イロワーズのオイルサーディンも好評。目にも口にも美味しいお土産です。

 

■イベント

フランスにいながらにしてケルト文化を生で見られる

フランスにいながらにしてケルト文化を生で見られる© CRTB

ケルト文化とは、アイルランドやスコットランド、ウェールズなどの地域に見られ、地理的歴史的条件によりブルターニュ地方に古くから残っている伝統文化です。

南の大西洋岸に位置する町ロリアンでは、国際規模のお祭り(ロリアン・インターケルティック祭)が毎年7月下旬~8月上旬に10日間開催され、ケルト文化圏からのゲストを招いて音楽やダンスなどの生のケルト文化に触れることができます。

【参考サイト】