北イタリアの町3 トリノ
豪奢な石造り建築に囲まれたサンカルロ広場
また、バローロやスローフード協会発祥の地ブラがあるピエモンテ州の州都であるトリノは、グルメの町としても有名。ジャンドィア発祥の地でもあり、由緒あるチョコレート屋さんや宮廷文化の流れをくむ優雅なカフェなど、スィーツ好きには見逃せません。
世界遺産でもある「サヴォイア王家の王宮群」や貴重な資料を展示する「エジプト博物館」、町の中でひときわ高く聳え立つ「アントネッリアーナの塔」(内部は国立映画博物館)など、観光資源も豊富です。
<トリノへのアクセス>
- イタリアを含む各ヨーロッパの都市からトリノ・カゼッレ空港へ到着。
- ミラノ中央駅からユーロスターで約1時間(上記イタリア鉄道時刻表サイト参照)。
- トリノ・カゼッレ空港、ミラノマルペンサ空港からトリノ市内へバスでアクセス(運行しているSedam社時刻表)。
北イタリアの町4 ジェノバ
ジェノバの豪邸のヒトツ「パラッツォ・ロッソ(赤の邸宅)」
港町特有の雑多で陽気な活気が満ちる町には、当時16~17世紀にかけて建てられた豪華な大邸宅が現存しており、かつての栄華を垣間見ることもできます。これらの建物群は、「レ・ストラーデ・ヌォーベとパラッツィ・ディ・ロッリ」と言う名称で、世界遺産にも指定されています。
また、温暖なリグリア州の州都であるジェノバは、オリーブオイルやバジリコが有名です。日本でも人気の「ジェノベーゼ」は、バジリコと松の実と新鮮なオリーブオイルが素材のこの地域の郷土料理。ご当地では「アル・ペスト」と呼ばれます。
<ジェノバへのアクセス>
- イタリアを含む各ヨーロッパの都市からジェノバ・コロンボ空港へ。
- ミラノからインターシティで約1時間40分、ローマからはチヴィタ・ベッキア、ピサなど海沿いの町を通り、インターシティ・プラスで約5時間。