スペインの通貨、ユーロ
100ユーロ以上の紙幣は使いにくいので両替の際は注意
紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類ですが、500ユーロ紙幣を見かけることはほとんどありません。高額紙幣は小さなお店などではおつりに困ることがあるので10、20、50ユーロ紙幣に両替をしたほうが便利です。
硬貨は1、2、5、10、20、50センティモ、1、2ユーロの8種類。2ユーロが見た目は一番大きいですが、1ユーロと少し似ているので、使用の際は間違えないよう気をつけましょう。
スペイン旅行のお金の準備・両替
都市部であれば、基本的に両替で困ることはありません。両替が可能なのは銀行、両替商、ホテルのフロントの3つ。けれども、日本人が利用するフライトのほとんどが、銀行や両替商が閉まっている、夜間にスペイン着というもの……。長時間のフライト疲れのなか、慣れない空港でATMを探すのは危険なので、できれば空港からホテルまでのタクシー代と当日の夕食代分くらいのユーロを日本から持って行きましょう。実際いくらくらいお金がいりそうかは、スペインの物価をご覧ください。■銀行
スペイン旅行ではクレジットカードが便利
■両替商
空港や国際列車の到着する駅のターミナルのほか、バルセロナではランブラス通りなどの町の中心にあります。「Money Exchange」やスペイン語で「cambio」または各国の国旗が大きく表示されているのが両替商の目印です。
■ホテルのフロント
通りにはATMが多いので便利
スペインではほとんどの店でVISA, MASTERのクレジットカードが利用可能。利用の際、お店によっては不正防止のためPINコードとIDを求められるので、PINコード確認をし、パスポートのコピーを持っておいたほうが良いでしょう。また、都市ではシティバンクなどの国際カードや大手のクレジットカードでユーロが引き出せるATMが通りに多くあるので便利です。言語の選択肢には英語があるので、慣れないスペイン語にとまどう事もなくスムーズに引き出せます。 逆にトラベラーズチェックは取り扱うお店が少なく、両替に手数料がかかってしまうので、あまり利用価値は高くありません。
スペイン旅行の気候と服装
「南欧」に分類されるスペインですが、は決して常夏の南国という訳ではなく、日本と同様に四季があります。また地方によって気温や天候の差が大きいので、数都市を回る場合、重ね着ができる服装を準備しましょう。■春(3~5月)
日本同様、温かく過ごしやすい日が多いです。特に5月は初夏のような日もありますが、まだ油断は禁物。スペインでは「5月40日までは上着はしまうな」という諺があるくらい、6月初めまでは天候も気温も不安定です。
■夏(6~8月)
夜21時ごろまで明るく、1年で一番スペインが賑わう時期です。ただ南部では気温40度をを超えるので、過密スケジュールは体調を崩す原因に。水分補給と紫外線防止を心がけましょう。
■秋(9~11月)
天候、気温に地域差が出やすい時期です。9月いっぱいはまだ夏真っ盛りですが、10月、11月は降雨量が少ないスペインにしては珍しく、雨が降ることも少なくありません。11月は北部ではコートが必須ですが、バルセロナではまだ厚手のジャケットで十分です。
■冬(12~2月)
南部の沿岸地方やカナリア諸島を除いて、寒さは厳しくなります。とはいえ、バルセロナではめったに雪が降ることはなく、比較的過ごしやすい冬といえます。
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