第4位 芸能人に大人気の神前挙式
今年も芸能人の挙式は神前挙式が多かった! 藤原紀香さんの生田神社(神戸)に神田うのさんの明治神宮…。芸能人に圧倒的人気を誇る神前挙式。この動きが一般にも波及するのではないか、ということはもうず~っと前から言い続けてきたのですが、人気に火がつくというところまではなかなかいかないんですよね。一般人にはイマイチ人気のない神前挙式 |
純白のウエディングドレスを着て、トレーンを長く引いてバードンロードを歩き、祭壇の前で永遠の愛を誓う。チャペル挙式のこうしたイメージは、やはり女性にとっては大きな憧れ。チャペルはウエディングドレス姿が最も映える場所といってもいいですし、そこはやはり仕事でウエディングドレスを着慣れている芸能人とは事情はちょっと違うといっていいかもしれません。
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いまひとつ一般人には人気のない神前挙式ですが、その一方で、和装人気がちょっぴり復活したかなという印象は持っています。なかでも人気があるのは黒引き振袖。これは3~4年くらい前からジリジリと人気が出始めました。そのきっかけとなったのが、2000年に明治記念館が発表した「きらら」という婚礼プランではないかと、個人的に思っています。
「きらら」は1日1組夕方からの限定プランで、和と洋が美しくミックスされた明治記念館ならではの大変素敵な内容になっているのですが、そのポスターに使用したのが黒引き振袖を着用した凛とした花嫁。これがすごくイイんです! 以前に明治記念館の方にお話を伺ったときに、やはりあのポスターを見て黒引き振袖を着たいという人が増えた、というようなことをおっしゃっていました。
結婚式の流行は一般の流行よりもかなりスローなペースで伝播していくので、黒引き振袖がなんとなく浸透してきたのが2005年くらいだったでしょうか。黒引き人気に引っ張られて、昔に比べて和装を着る人がこのところ増えてきたな~というのが私の印象です。
といっても、昔のままではありません。最近の人気は、文金高島田のかつらをつけるのではなく、自毛で洋髪風のアレンジをすること。こうするとなんとなくモダンでカッコいい雰囲気になるんですよね。文金高島田のかつらはよほどの日本風美人でないと似合いづらいのではないかと個人的には思うのですが、洋髪風のアレンジならその人の顔に合わせてスタイルを作るので、誰にでも合わせやすいのです。
こうして作ったモダンなヘアに、大きな一輪の花(生花またはコサージュ)をボンとつけるのが大はやり。これもなかなかインパクトがあります。洋髪ヘアならドレスからのお色直しも比較的簡単だし、メイクもあえて和装風にしなくてもいいのも、人気の秘密だと思います。
和装のお色直しは新鮮なイメージもあるし、大人っぽく艶っぽく装えるので、30代花嫁にもおすすめ。爆発的というわけにはいかないでしょうが、今後もジリジリと人気は続いていくのではないでしょうか。
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