3位:おいしい氷のオン・ザ・ロック

 
焼酎ブームに火がついたのは、焼酎をオンザロックで飲むようになったからだ。臭みのない洗練された焼酎を、大振りのグラスに、大振りの氷をごろりと入れ、とくとく注いでゴクリとやる。「え、焼酎ってこんなにおいしかったっけ?」となり、「いやはや、びっくり、もう一杯」となったのだ。

特に大都市圏でのこの飲み方人気は今もすごい。焼酎の品質がよくなったのと、冷たい口当たりが飲みやすく感じさせてくれるのと、それになによりおしゃれさが人気上昇の理由だろう。焼酎ブーム以来、焼酎のロックグラスがたくさん発売された。これもうれしい波及効果。もちろん氷はおいしい水で作ったものがいい。また、クラッシュアイスでキンキンにして飲むのもおいしい。泡盛などにおすすめ。

 

2位:おいしい水のお湯割り

 
 
 
焼酎大国である南部九州地方では、夏でも焼酎はお湯割りだ。お祝いの乾杯ももちろんお湯割り。もしかして夏のビーチでもお湯割りかな? 都会にいると想像がつかなくても、ひとたび地元に行けば、お湯割りが一番おいしく、体にも優しく、おまけに料理にも合うということが実感できる。

お湯割りこだわり派は「お湯割りを作る時は、お湯が先で、焼酎があと」という。温かいお湯につめたい焼酎を入れることによって自然に対流するからおいしくなるとか、まろやかになるから、などなどが理由。だ・け・ど、実際はどっちでもいいのかもね。

大切なのはおいしい水(お湯)で作ること。鹿児島では、写真右のような小ぶりのグラスが使われる。よく見ると6:4とか5:5とお湯と焼酎を入れるラインが書かれている。このお湯割りをゆっくり飲むことで、「ダレ(今日の疲れ)」を「ヤメ(取り去る)」することが出来る。焼酎のよさを実感できる飲み方。

 

1位:前日割りをヂョカでお燗

 

究極の焼酎の飲み方といえば、やはりこれだろう。焼酎のおいしさとともに焼酎の文化をも伝えてくれるのが「ヂョカ」なのだ。前日に、おいしい水と焼酎を好みの量で割った、いわゆる前日割りの焼酎をヂョカにいれて、そのまま火にかける。できることなら炭火がいい。蓋の部分が温かくなったらちょうどいい温度の印。

燗でこそ焼酎の旨味や甘味、深く芳醇な香りを楽しめるというもの。一人手酌もいい、好きな相手とさしつさされつもいい。これが出来るのが日本の酒、焼酎の良さなのだ。ちなみに、このヂョカ、「黒ヂョカ」が多いが、白いものも、絵付きのものも、また、亀の形をした(高価なもの多し)ものもある。

ヂョカも炭火もない家庭では、日本酒の一人お燗酒器「かんすけ」がおすすめ。日本酒だけでなく焼酎でもバッチリ使える。

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初心者が知っておきたい!基本の焼酎の割り方・順番・比率

いろいろ紹介してきたので、最後に基本的な焼酎の飲み方・割り方をまとめてみよう。

■オン・ザ・ロック
ロックグラスに大きめの氷を入れたあと、焼酎をストレートでそそぐ。これは焼酎の香りが気になるという方におすすめの飲み方。しかし冷たくしすぎると焼酎の風味が感じられなくなってしまう。製氷機でつくった氷ではなく、高純度の水をゆっくり凍らせた市販の氷を使って飲みたい。

■水割り
先に焼酎をそそいでから水をゆっくりと加える。比重の関係で自然に混ざり合うため、かき混ぜなくても大丈夫。水はミネラルウォーターがベストだろう。梅干しやレモンスライスをお好みで加えるのもいい。

■お湯割り
先にお湯をそそいでから焼酎を加える。水割りとは逆の順番になるので要注意。お湯の温度が下がり、熱すぎないお湯割りをつくるためだ。小ぶりのグラスや湯呑みタイプの酒器で少量ずつつくることもポイントである。

■お燗
ストレートの焼酎、もしくは水で割った焼酎を直火にかけゆっくりと温めて飲む。好みの焼酎をじっくり楽しみたいならコレ。前もって水と焼酎を割っておいて、それをお燗にするのがおすすめ。最もおいしいのは前日割り。ちょうどいい具合にまろみが出る。それを「ヂョカ」を使って弱火でじっくり温める。表面が温かくなったら飲み頃。ヌル燗がいいのだ。

■比率
焼酎:水(お湯)=6:4の割合で飲むのがおすすめ。日本酒と同じくらいのアルコール度数になり、食事にあわせて飲むにはちょうどいい。


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