2位:東力士 熟露枯 大吟醸ヴィンテージボトル 1989年

東力士 熟露枯 大吟醸ヴィンテージボトル 1989年
 

創業嘉永2年(1849年)。第二次世界大戦時に戦車製造のため造られた地下洞窟を利用した「どうくつ熟成」の長期熟成酒に取り組んだのは昭和45年(1970年)。長期熟成酒のパイオニアである。すべての長期熟成酒をテイスティングさせていただいたことがあるが、30年越えのヴィンテージも、いまだ清らかで新鮮さを失っていないのが東力士の熟成特徴だろう。

「熟露枯(うろこ)」シリーズは、同社の屋号「うろこ」から名づけられた熟成ブランド。贈り物にも記念年のお祝いにも使える300mlボトルは、1989年から揃う。ちなみに1989年は「平成」がスタートした年。ヒットソングはWINKの「淋しい熱帯魚」。あの頃の思い出を語りながら飲むのに最適。冷酒で癖なく楽しむのがいい。乾杯にも。他の年とのセット販売もある。

<DATA>
300ml  8,400円
アルコール度 17~18%(原酒)
日本酒度 +5前後
山田錦 40%精白米

株式会社島崎酒造
住所:栃木県那須烏山市中央1丁目11番18号
電話:0287-83-1221


1位:達磨正宗 十年古酒

達磨正宗 十年古酒
 

創業天保6年(1835年)。昭和46年より熟成酒造りに取り組んだ蔵。長期熟成酒といえば達磨正宗、達磨正宗といえば長期熟成酒である。古酒となるべくして一から仕込まれ、タンクとボトルの両方にて、岐阜の自然の空気の中でじっくり丹念に熟成される。自然な環境での熟成ゆえに、色合いは濃い琥珀色になる。

このランキングでは、レギュラー商品の十年古酒をおすすめしたい。グリーンがかった琥珀色。マデイラやポートワインのようなニュアンス。キャラメルやバター、伽羅などの香木、ウーロン茶のような、エキゾチックで複雑なフレーヴァーが。口に含めばとろりと濃密で舌にぽってりと重い。中盤から酸味が感じられアフターには心地いい苦味が全体を引き締める。焼いたカラスミとは大人の定番。甘いので食後酒としてチョコレートやアイスクリームともいい。
ストレートでもオンザロックでも。日本が誇る熟成酒として世界も注目している。

<DATA>
720ml  5,250円
180ml  1,312円
アルコール度 18~19%
日本酒度 -4
日本晴れ 70%精米

合資会社 白木恒助商店
住所:岐阜市門屋門61 
電話:058-229-1008




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