日本酒/おいしい日本酒が飲める店

芸妓・舞妓さんと飲める!丸の内「豆まる」

9月にオープンした丸の内パークビル・ブリックスクエアの「豆まる」。丸の内では初ともいえる京おばんざいと京都のお酒が飲める店。芸妓・舞妓さんのお酌でいかが。宴会にもお勧めですよ。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

一見さん、おこしやす!

舞妓(左)冨久有(ふくゆう)さんと芸妓(右)ふく尚(ふくなお)さん。お2人ともかなりお若い!
「おこしやす」
東京丸の内で、京都の芸妓さん、舞妓さんがこう言って迎えてくれ、彼女らのお酌で飲める店が出来た。

高いんだろうって?
いえいえ、京都で遊ぶことを考えたら、それはそれはお得なんどすえ。
本物の舞妓さんかって?
はい、わざわざ、新幹線に乗って、京都から通ってきてはるんどす。
一見さんお断りではなく誰でも予約すれば、芸妓さん、舞妓さんと飲めるのだ。 すごいでしょ。

気になるこのお店、2009年9月にオープンした丸の内パークビル、ブリックスクエア内の『豆まる』。ミクニ・マルノウチやロビュションなど都会的な店が並ぶ中に、土塀風のしっぽりとした和風の店構えがとても印象的だ。このお店の前だけは、すっかり京都。
「京おばんざい お茶屋BAR」と銘打たれたこの『豆まる』は、本場嵐山や祇園の名店よりアドバイスを受けた本格的なおばんざいを楽しめる店。

京のおばんざいが盛りだくさん!

おばんざいは、「芋がらとお揚げの炊いたん」や「きらず(おから)」など旬の食材を生かした京都らしいものものばかり。1品500円、3品1,500円、5品2,400円とお手ごろ。

そのほか、お造り(一品1,500円前後)やアテ(肴類のこと、600円~1,200円程度)、揚げたん(揚げ物)、焚いたん(煮物)、焼いたん(焼き物)・・・などどれも600円から1,500円程度楽しめる、豊富なメニューもうれしい。

注文しやすいコースは、5,800円から、料理長お任せの10,000円まで揃う。

京らしいおばんざいの数々。おつまみとしてもうれしいものばかり。


あの佐々木蔵之助さんのご実家のお酒が!

気になる飲み物は、
京都の清酒「澤屋まつもと」の純米酒(1合750円)、「純米大吟醸」(1合1,500円)や、「蔵乃 京寿楽」の純米酒(1合 900円)、純米吟醸(1合1,000円)がある。

実はこの「蔵乃」、あの俳優・佐々木蔵之助さんのご実家なのだ。はい、京都の蔵元さん。これ飲むだけでも価値あるかもね。

さらには、人気の小さな蔵元、藤岡酒造「蒼空」の純米酒(1合1,100円)まである。さすがだ~。そのほか、「磯自慢」「開運」「初亀」「喜久酔」など人気の静岡の酒も揃う。

■「蒼空」の紹介はこちら↓
 「7年ぶりに復活した伏見『蒼空』」

■「磯自慢」の紹介はこちら↓
 「サミット使用の日本酒「磯自慢」を訪ねる」

また、焼酎は、
麦なら「常徳屋」(大分)「銀の水」(宮城)「碓蔵」(壱岐)、芋なら「晴耕雨読」(鹿児島)「不二才」(鹿児島)、米なら「武者返し」(球磨)、黒糖「龍宮」、泡盛「やまかわ」などなどが600円から800円で飲める。
そのほか、シャンパーニュやワイン、洋酒やリキュールも豊富。

ちなみに、場所柄、ランチに行ってみたいとい方にもうれしいランチ営業(1,500円~3800円までの4つコース)がある。ご飯大盛り無料だし、血液さらさらの黒豆茶がつく。
さらに、テイクアウト(お弁当)もあるので、ご近所の方はどうぞ。

→次ページでは「Geisha Night(ゲイシャナイト)」情報もご紹介!
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