さて、味わいは・・・
イベント当日のラインナップ |
「純米大吟醸 無濾過原酒」(写真まん中)と「大吟醸 無濾過生原酒」(右から2番目)は、もぎたてのりんごや柑橘果物のような華やかできれいなフルーツ香。みずみずしい中に滑らかさと溌剌とした酸味を感じ、やや主張のあるバランスのとれた中ボディータイプ。
「純米吟醸 雄町」(左から2番目)は、芯のしっかりしたふくらみのある味わい。後味に旨味が長く残るタイプ。
「山廃純米 無濾過生原酒」(右)、最もコクと深みがあるタイプ。柔らかくクリーミーな酸味がとても印象的。後味も長く香ばしさが残る。
「自然仕込み Time Machine」(左)は、昔ながらの日本酒造りを再現したスペシャルなタイプ。甘さ控えめのソーテルヌのような、蜂蜜キャンディーや甘露飴のような風味。さまざまな飲み方ができそうだ。バニラアイスにとろりとかけていただく組み合わせは、当日のイベントで大人気であった。
バニラアイスにとろりとかける。大人のデザートに早代わり |
日本酒離れといわれるこの日本において、人生をかけて日本酒造りに取り組む外国人がいることに、やはり驚きを隠せない。派手ではなく地道に着実に日本酒世界のルールを踏襲しながら、愛情を持って日本酒造りに取り組む姿は、感動さえ感じる。
出来上がったお酒は、外国人杜氏ということをまったく意識させない、みごとに伝統的な味わいだが、しかしながら、これを外国人杜氏が造っていることを知ると、味わいはもとより、日本酒文化そのものを見直したくなるような気分になる。
未体験の方は、この機会にぜひ!
一味違った気分で楽しめるはず。
■「木下酒造有限会社」
京都府京丹後市久美浜町甲山1512
TEL:0772-82-0071
商品料金などは↓をご覧ください。
■「木下酒造オンラインショップ」
今回のイベント主催は↓
■ 「日本美米美酒美食倶楽部」