日本酒/酒造、酒蔵訪問

今一番新しい日本酒蔵元「人気酒造」その2

今日本で最も新しい日本酒蔵元「人気酒造」に行ってきた。話題の各銘柄をテイスティングをさせていただいので、イッキにご紹介しよう。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド


日本で一番あたらしい日本酒蔵、福島県二本松市の「人気酒造」。銘柄は「人気一」。ちょっとユニークな名前でしょ。
お蔵にうかがって、テイスティングをさせていただいた。
各コメントは画像とともに。

吟醸にかけた蔵の作品は・・・。



【赤人気】
伝統酒。他の蔵の普通酒レンジに位置するタイプ。もちろん吟醸。昔ながらのちょっと甘味とコクのあるタイプでお燗向き。




【黄人気】
ややコクのある辛口。後味はあっさりで飲み飽きしなさそう。たくさん飲みたい私にはこれがぴったりのよう。ヌル燗にしてみたい。




【青人気】
吟醸。華やかで艶のある印象。吟醸好きにはこれがおすすめ。




【黒人気】
純米吟醸。落ち着いた吟醸香となめらかな味わい。余韻も長い。




【桐箱入り 大吟醸】
品格のあるラベルと四季折々の風情をボトルに刻んだインパクトのあるボトル。華やかな香りと品のある味わい。桐箱入りの風格が味わいにも活きている逸品。




【純米大吟醸】
『人気米』(=五百万石の中の自然発生種で、より大きい粒の背の高い穂を選び繁殖させた新種米。人気米とは仮の名前。今年はお盆以降が寒いので、生育が心配と遊佐氏)を使用したもの。
友田としては、コレが一番美味しく感じた。奥ゆかしい吟醸だが、品のいい旨味があって、コクとあっさり感のバランスがいい。なにより後味の香ばしさがとても印象的。栽培が難しそうだけれど、この人気米は期待値大!な感じ。



【長期熟成酒】
約10年の熟成酒をブレンド。超低温熟成はせず磨き過ぎないことで、琥珀色になり熟成酒らしい個性がうまれる。





このほか季節限定銘柄(夏は夏生純米吟醸、秋はひやおろし・・・など)がある。
こちらは9月9日より発売のひやおろし。




→次ページでは、焼酎をご紹介!
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます