日本酒/おすすめの日本酒

夏にぴったり「凍結酒」ご紹介 その2

製造しているメーカーさんが案外少ない凍結酒。今からの季節にぴったりのつめた~い日本酒、ご紹介しよう。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド


愛媛県、千代の亀の「長期熟成生酒 銀河鉄道」
なんと熟成凍結酒!

銀河鉄道というネーミングだけど、産地は愛媛県。

愛媛県の「亀岡酒造」のちょっと珍しい凍結酒をご紹介しよう。

まずは「長期熟成生酒 銀河鉄道」
丁寧に醸された純米大吟醸の「しずく取り」したものを蔵内で10年以上熟成させた長期熟成酒だ。

冷凍(マイナス18℃以下)で長期保存されており、それをそのまま新鮮な状態で出荷する・・・という発想から生まれた凍結酒なのだろう。日本酒度はプラス5~10とかなりの辛口。

やはり、少し溶けかけの柔らかくなったときが、ボトルからも出しやすく、飲み頃(食べごろ?)だ。

千代の亀(亀岡酒造)「秘蔵 しずく酒」

ボトルもなんとも涼しげな印象だ。小瓶もあって、うれしい。
同じく亀岡酒造の「秘蔵 しずく酒」は、3℃以下の低温で7年以上かけて、ゆっくり熟成させた純米大吟醸の生酒。

微発泡の辛口なので、爽快感は最高だ。かちんかちんのボトルは、少し溶かしてシェークするとなめらかになって出やすくなる。

ちなみに同社には、同じく低温長期熟成の凍結酒「銀河の紙ふうせん」 500ml、31,500円(税込み)や、「2001年 銀河の旅」 720ml、10,500円(税込み)もある。

ご購入は↓から。
■「千代の亀オンラインショップ」


石川県、萬歳楽の「白山氷室」

まさに白山の雪を思わせるスタイリング。

安定した人気を誇る「萬歳楽」の凍結酒が「白山氷室」
シャーベットのように食べる、別名「コオリ酒」なのだ。

兵庫県産の山田錦を使った、しぼりたての純米吟醸酒をそのまま冷凍保存したもの。

アルコールは13~14度とやや低め。なめらかで優しい味わいの凍結酒だ。小瓶もうれしい。夏の贈り物にもってこいだろう。

贈り物にもおすすめのセット。


白山氷室 8本入ギフトパックもあります。
ご購入は↓から。
「萬歳楽 ウェブショップ」




暑い暑い夏だけど、こんなに夏向きな日本酒があるんだねぇ。
飲み方・食べ方はお好み次第。レモンやライムを添えてもいいし、カキ氷用のシロップをかけてもGOO~。友田好みは柚子のリキュールをかけること♪ 爽やかで酸味と甘味が生きて美味しいヨ。

あなた流の楽しみ方で夏の日本酒、エンジョイしてください!


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