<コンテ エクストラ 16ヶ月熟成>
アルプスで造られるコンテはフランスのチーズ生産量ナンバーワンだ。 |
○コンテ と 発泡酒
お酒もチーズも甘くなり、旨味が出る。ベストマッチ。旨味倍増。コーラとポテチのような関係かも? チーズが軽くなり、お酒の酸味が際立つ。不思議とトロピカルな味わいになるのが面白い。チーズの甘さとよく合う。
○コンテ と 大吟醸
どちらも甘味増す。チーズの後味が長く心地いい。チーズのナッティーさにお酒がよく合う。チーズの甘味と吟醸香がマッチ。逆に吟醸香が邪魔、香りに違和感という意見も。
○コンテ と 生酒
マリアージュしている。後味がとてもさわやか。味のバランスが同じレベルで食べやすい。柔らかい味の組み合わせ。お酒が単調に感じるがチーズがよりミルキーになるので飽きずに食べられる。
○コンテ と 純米酒
旨味のバランスが最高に合う。なめらかな舌触りがいい。香ばしい後味が心地いい。チーズのコクと純米酒の旨味がマッチ。お酒のまろみがアップする。これぞべストマッチだろう。ややチーズの旨味が負けがちでお酒の酸味が際立つところもあるが・・・。お酒のアフターが苦いところもある。
○コンテ と 古酒
お酒が苦くなるがまずまず。チーズの味が負ける。お酒もチーズもとてもなめらか。お酒のブーケが強すぎる。チーズがもっとほしくなる相性。単体では味わえない組み合わせ。ナッツや蜂蜜やジャムなどあるとまた違った印象だろう。
【 総 評 】
ワインとチーズのプロフェッショナルの先生方も初めての経験だったとか。 |
マトリックス図が大きい円形になっていることからもお分かりいただけるだろう。比較的どれも好相性ということだ。熟成の長いハードチーズは、日本酒のつまみとしてはもってこいのアミノ酸の塊なのだ。合わないわけがなかった。
もちろんミルクのなめらかさとナッツのような香ばしさも、日本酒のまろやかさを倍増させてくれる。ほかのハードタイプも試す価値大と確信。
ミモレットやボーフォール、チェダーにパルミジアーノ・レッジャーノにマンチェゴなどなど、世界には日本酒向きのハードチーズが山ほどあるはずだ。これぞ宝の山だね。
※↓これまでのテイスティング結果はこちらです。
第1回「モッツアレラ」
第2回「カマンベール・ドゥ・ノルマンディー」
第3回「サントモール・ド・トゥーレーヌ」
第4回「エポワス」
第5回「ロックフォール」
第6回「サンネクテール」
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