錣山親方の日本酒談義
錣山親方と島田律子さんがステージに。 客席もワクワク。 |
銘酒の里、福島県が開発した酒造好適米『夢の香』や酒造組合の開発による『うつくしま夢酵母』など、福島県ならではの個性がでる原料をふんだんに使って産み出された、まさに福島ならではのお酒の新ブランドだ。
この『夢の米・夢の酒』の発表イベントが6月に開催された。ゲストには元関脇寺尾の錣山(しころやま)親方や日本酒スタイリストの島田律子さんが出席され、お酒にまつわるお話をうかがった。
角界一のいい男と評判 どおり。気さくに質問にも 答えてくれる親方 |
「たくさんご飯を食べなければいけなかったので、食事の前にはグラス一杯の日本酒を飲んで食欲増進をはかった」「夏の食欲のないときも食前に日本酒は効果あり」「日本酒飲んだ翌日は肌がきれい」など日本酒お役立ち話があったり、「本気で飲めば3升。中には10升飲む人もいます」「私のオリジナル酒カクテルは、キリンレモンか三ツ矢サイダーと日本酒をブレンドしたもの。“りき関”とよばれていたので“リッキースペシャル”という名前です」「貴乃花関は熱燗好き」「食べ過ぎて横になれなくて箪笥に寄りかかって寝たことも・・・」などなど、裏話満載のトークショウとなった。
『夢の香』が飲める蔵元
「夢の香」使用のお酒たち |
- 奥の松酒造(二本松市)
- 大内酒造(二本松市)
- 渡辺酒造本店(郡山市)
- 仁井田本家(郡山市)
- 笹の川酒造(郡山市)
- 松崎酒造店(天栄村)
会場にも華やかな香りが漂う - 寿々乃井酒造店(天栄村)
- 若清水酒造(平田村)
- 豊国酒造(古殿町)
- 千駒酒造(白河市)
- 夢心酒造(喜多方市)
- 大和川酒造店(喜多方市)
- 吉の川酒造(喜多方市)
- 花春酒造(会津若松市)
- 名倉山酒造(会津若松市)
- 辰泉酒造(会津若松市)
- 榮川酒造(会津若松市)
- 鶴乃江酒造(会津若松市)
- 末廣酒造(会津若松市)
- 曙酒造(会津坂下町)
- 豊国酒造(会津坂下町)
- 廣木酒造本店(会津坂下町)
- 白井酒造店(会津高田町)
- 開当男山酒造店(田島町)
- 馬場酒造本店(浪江町)
トークショウ終了後。 美味しいお酒でご機嫌な人々・・・ |
島田律子さんとはお酒友達。 日本酒の資格をもっていらっしゃいますよ~ |
この新ブランドのお酒の味わいは、もちろんメーカーさんによって違いがあるのだが、五百万石タイプの米質と、フルーティーさとマイルドな味わいに仕上がるうつくしま酵母なので、比較的繊細で柔らか、上品な吟醸香を持つタイプになる。やや冷やしめから常温でがおすすめだ。