薄暗いバーカウンターでグラスを傾ける男。手に持つグラスの中身が、げげっ、青い閃光を放っている…。あれはいったいなんのカクテル!?
実は、「光る氷」が入っているのである。中身はなんてこたあない、普通の焼酎のロック。この「光る氷」は、今じわじわ人気上昇中の『ライトキューブ』なるお酒グッズなのだ。
プラスチック製の氷の形をしたおもちゃで、中に電池が組み込まれており、一定方向にたたくと光り、反対方向にたたくと消える仕組みになっている。バッテリー交換は出来ないから、消えたらおしまいで1個500円也。でも、10時間くらいは持つんじゃないだろうか。一晩のパーティーには十分だし、カクテルだったら数十杯分くらいは遊べる。
もちろん、冷凍庫に入れれば内側の保冷剤により「氷」としても使えるし、本物の氷のように溶けないから、お酒が薄まることもない。これがいい。
色は「白」、「青」、「緑」、「赤」、「オレンジ」、「黄色」の6色に、この夏、新しく「ピンク」が加わり全7色。まさに、派手派手パーティー好きのアメリカ人らしい発想のおもしろグッズだ。
実際、お酒に入れるのなら白か青がきれい。焼酎や日本酒など透明なお酒にはピッタリ。赤やオレンジは、お酒そのものの色がわからなくなるし、ちょっとエグイ感じがしなくもないが、ワインクーラーの氷に混ぜたり、大吟醸や生酒のボトルを冷やす時のオシャレグッズとして使うのもいい。本物の氷の中に、2、3個混ぜるのがいい感じだ。
とあるオイスターバーでは、青いライトキューブを、牡蠣を並べる氷のディスプレーの中に所々混ぜて使っているらしく、とても美しいのだとか。
お酒の席の話題作りにはもちろん、花瓶に入れてもいいし、玄関や浴室、トイレの演出にもいい。使い方はあなた次第。
パーティーシーズン前には要チェックですぞ。
■『ライトキューブ(LITECUBES)』 1個 500円 (銀座博品館 TEL03-3571-8008)
インターネットの博品館サイトでは現在5色セット2,500円で販売中。
(他にも24個10,000円程度で販売している通販サイトもある。)