ここが本番とばかり紹介に力が入るのが、博多の奥座敷、二日市温泉の『大丸別荘』なのである。
日本における初の温泉ソムリエのワタクシ友田(勝手に言ってる)が3本指のひとつに選ぶのが実にここなのである。市内から車で20分ほどでこんな素晴らしい温泉があるなんて、本当に博多はあなどれん。
ちなみにここもお昼のお食事のみで日帰りコース8,000円也(ちなみに5,000円コースもあり)をいただいた。
大丸別荘のお昼の会席。手前が 雲子の蒸したもの。絶品 |
いんや、まんず、驚いたのは10年程前に来たときよりも、格段に料理の洗練度がアップしたこと。質のいいお刺身、季節感あふれる八寸、旨味たっぷりの雲子(鱈の白子)の蒸しもの、嫌味のないすき焼き、などなどどれをとってもすばらひ~。
お酒は冷やに大賀酒造の『玉出泉 大吟醸』(300mL 750円)と、燗に小林酒造本店の『萬代』(一合450円)をやってみた。もちろん焼酎の品揃えもまずまずだ。
ふひ~、お腹いっぱい・・・と、気を抜いて入られない。なぜならば、ここのお風呂が、すごいのじゃ。
自然の川のようなお風呂 玉石が気持ちいい |
滝のように沸き出る湯元は浅瀬になり、まるで自然の川のような流れで、だんだんと深くなり、腰まで浸かれるひろ~い造りになっている。
効能はこんなに |
そして、なんと底には大小の玉石が敷き詰められて、浅瀬から深場に移動すると、なんとも、足の裏を心地よく刺激してくれるのだ。あひ~。ああ、私はもう裸のビーナス・・・。
そうなのだ、これぞ足つぼマッサージ、リフレクソロジーの原点ではないか、諸君。
ともかく、食良し、酒良し、風呂良し、サービス良し(食事時間がないので早くもって来て~というわがままをきっちり聞いてくれました。拍手)、建物良し(3000坪の日本庭園も見物)と満点パパみたいなこの宿。本気でおすすめです。