ワタクシ友田がお邪魔したのは、教室では最後の授業となる8回目「蔵元探求」。
特別講師は、富山、満寿泉の桝田隆一郎氏で、テイスティングに用意されたお酒が同社の6アイテム。
これすべて、ブラインドテイスティングするのだ。基礎を勉強し終えた生徒の皆さんは、慣れた雰囲気で、テイスティングにとりかかっていく。
満寿泉SPECIAL(左)はまるでワインボトルのよう。これ、ワインバー・アルファで飲めますよ。ホームページでの申込も。
隠された銘柄をあかすと、
1)純米大吟醸(山田錦、50%精米、無濾過原酒)
2)純米大吟醸 8年古酒 (同上)
3)純米大吟醸 全麹 (同上)
※通常、麹米のほかは普通の米を使用するが、これはすべて麹のついた米で醸したもの。糖度も酸度も高く濃厚
4)純米大吟醸 「やっぱり」 火入れ 多麹 (同上)※麹米が42%のもの
5)純米大吟醸 「やっぱり」 生 多麹 (同上)
6)純米大吟醸 special
※フランス、ブルゴーニュ、モンラッシェの樽で熟成したもの
という、超スペシャルなラインナップ。
同じ条件で熟成時間が違うとか、火入れしたものと生の違いを見るとか、かなり高度な内容だけど、日本酒好きには、とーっても興味深いテイスティング。
テイスティングは真剣
合間に語られる桝田氏のお話もおもしろい。蔵元さんと生で接することが出来るのが、なんといってもこの講座の魅力だろう。
さらに、9回目の授業は、日本酒とフランス料理のマリアージュをレストランにて体験でき、10回目には酒蔵見学バスツアーが待っている。全10回、レストラン費用、見学費用すべて込みで、9万円也。日本酒ラヴァーにとっては、決して高くはないはず。
「さまざまなお酒を飲み比べできてうれしい」「蔵元さんの人柄がわかって楽しいし、お酒の飲み方も変わります」と、参加者の方々もからも好評でした。
基礎から高度なテイスティングの技を身につけたい方、蔵元さんの話を聞きたい方、半年間のこの講座、受けてみてはいかが。ちなみに、10月期の要項は以下のとおり。
◆日本酒講座 土曜日 15:30~17:30 :授業料 90,000円(全10回)
10/13 日本酒の魅力
10/7 日本酒の造り方1 米・麹について
11/10 日本酒の造り方2 酒母つくり
11/17 蔵元探求 天遊琳 高橋酒造(三重)
1/19 日本酒の造り方3 仕込み・瓶詰め・出荷
1/26 蔵元探求 富の宝山 西酒造(鹿児島)
2/16 蔵元探求 桃の滴 松本酒造(京都)
2/23 蔵元探求 天狗舞 車多酒造(石川)
3/9 課外授業 日本酒とフランス料理のマリアージュ
3/24 課外授業 酒蔵見学
※レストラン費用、見学交通費すべて込み
●お問い合わせは 田崎真也ワインサロン事務局まで
TEL 03-5404-2101
●満寿泉についてはこちら
特別講師の桝田氏(左)と君嶋氏