日本酒/酒造、酒蔵訪問

酒蔵&美味&温泉満喫の旅 1

お酒好きなら、一度は蔵元を訪ね、どんな人たちが、どんな風に、どんな想いで酒造りに携わっているのかを見てみたいはず。よーし、任せろと、日本酒界のジャンヌ・ダルク(私のことですね)が、立ち上がりました。人一倍くいしん坊のジャンヌ様ですから、地元の美味しいものをつまみながら、というのも忘れてはいません。今回は、私の故郷、福井県の酒蔵「一本義久保本店」と、冬の日本海の幸「越前カニ」と温泉!!満喫の旅です。

友田 晶子

友田 晶子

日本酒・焼酎 ガイド

トータル飲料コンサルタント。ソムリエであり日本酒・焼酎きき酒師。アルコール飲料と食全般に携わる。キャリア30年の経験と女性らしい感性で愛好家・プロ向けに的確な情報を提供。日本料飲サービス向上研究会会長。藝術学舎・非常勤講師。著書多数。(一社)日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(SAKE女の会)代表理事。

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「雪国はやはり雪のある季節がいい」

誰が言ったか知らないが、出発の1月27日、東京は大雪。羽田発小松行きのJAL便欠航で、思いっきり出鼻をくじかれながらも、急きょ新幹線に乗り換え向かった北陸福井県。北陸でもトップクラスの規模を誇る、
「一本義久保商店」の本拠地、勝山市は真っ白な雪に彩られていました。


まずは名物「越前おろしそば」で一献。いい気分で酒蔵見学。さすが酒好きばかりのツアーです。洗米機や、醸造タンク、上槽機(もろみから酒と酒かすを絞る機械)、ビン詰め工程など見る目は真剣。

さらに真剣になったのは試飲。当然ですね。
友田イチオシ、米の旨味と洗練された滑らかさが特徴の「特別純米酒 伝心」をはじめ、さまざまなタイプのきき酒をさせていただいた。

なかでも今回注目の新商品は、自然発酵で生まれた天然の泡を閉じ込めた、発泡性の純米酒「宴日和」(うたげびより)。そう、いわゆる、シャンパーニュタイプのお酒です。アルコール5度程度で、さわやかなほんのり甘口。福井の雪景色のように、淡い白のにごり酒というのも美しい。発泡性の日本酒人気の昨今、絶対おすすめの一品です。
 

おおーっと、忘れてならないのが、もうひとつの主役、「越前カニ」。夜は、北陸温泉郷のひとつ、芦原温泉にて、盛りだくさんのカニや魚介を目の前に、久保社長を交えて、飲めや歌えの大宴会。これぞニッポンの正しい宴会の姿でござーい。
・・・・・こんなツアーですが、次の企画、あがったら、皆さんもお誘いします。
よろしければ、宴会、やりましょう!
宴会部長、ジャンヌ・ダルク。・・・テヘヘ。
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