幼稚園選びで迷うことのひとつが、「バス通園か徒歩通園か」ということ。それぞれにメリット・デメリットがありますが、それはどんなことでしょうか?

幼稚園への通園手段はバス?徒歩?

All About 【幼稚園・保育園】では、2005年5月27日~6月9日にかけて「あなたの一票」で「幼稚園への通園手段はバス?徒歩?」というアンケートを行いました。その結果がこちらです。
■幼稚園への通園手段はバス?徒歩?■
投票期間:2005/05/27~6/9
園バス36%
徒歩・自転車など64%

「幼稚園と言えば園バス」というイメージが強い気がしますが、意外に「バス派」は3割程度。「徒歩および自転車」が6割以上と、多数派でした。

「理想は徒歩通園」、だけど・・・

幼児教育の専門家の間では、「理想は徒歩通園」と言われることが多いようです。プチタンファンブックス『幼稚園を選ぶ、なら』(森上史郎・高杉自子 監修)によると、「選べるなら徒歩通園が理想ですが、バスもやむを得ない状況があります」とのこと。

その理由としては、「親子で触れ合う時間が増える」「担任に子どもの様子を直接聞くことができる」「片道30~40分以上のバス通園は子どもにとって負担が大きい」などがあげられています。

バス通園は、「バスでなければ通えない」「下の子が小さい」などの現実問題がある場合の「次善の策」という結論になっています。

「バス通園」の意外なメリット

ただ、実際に「バス通園」「徒歩通園」の両方を経験した幼稚園ママのMさんは、「それぞれどちらもメリット・デメリットはあるので、一概に“こちらがいい”とは言えないと思います。」という意見を寄せてくれました。

バス通園の場合は、やはり「園に行くことが少ない」というデメリットを感じたと言います。Mさんが担任の先生と話をする機会は学期ごとの個人懇談や、何か問題が起きたときの電話連絡くらい。徒歩通園に比べると、担任とのコミュニケーションや情報収集の点で物足りないのは事実のようです。

しかし、「バス通園にもメリットはありますよ。」とMさんは言います。「子どもにとってバスの中は、異年齢の子どもと接することのできる楽しい時間だったようです。また、乗車中のマナー(静かにする、しっかり座る等)を覚えるいい機会でもありました。」

バス通園と徒歩通園が混在する園では、子どもたちはそれぞれ自分とは異なるほうを「うらやましい!」と言うそう。個性によるとは思いますが、子どもは案外たくましいものかもしれません。

次のページでは、気になる「徒歩通園で親どうしの関係はどうなる?」について



■参考文献
森上史朗・高杉自子 監修 『幼稚園を選ぶ、なら』 婦人生活社

■関連サイト
通園期間と通える園をチェック【幼稚園・保育園】
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園内、親同士の付合いという呪縛【幼稚園・保育園】