トマトベースの「ベルベルタジン」は卵がはいった馴染み深い味。ベルベルタジン。ベルベルとはモロッコをはじめ北アフリカに住む先住民族のこと、またベルベル語を話す人達が由来となっている。こちらはモロッコのピリ辛ソーセージ“メルゲーズ”と卵がはいったトマトベースのタジン。メルゲーズとともにベースの味はピリリと辛くなっており、濃厚な味わいでもあるため、パンやビールとの相性は抜群だ。おつまみとして最高の1品となるだろう。さて、モロッコの飲みものといえば、ミントティー。日本ではお茶というと緑茶をさすことが多いが、モロッコではこれがミントティーとなる。それほどメジャーな飲みものなのだ。このミントティーが上記のタジンフェアとあわせて、同じく1Fのスパイラルカフェにて提供されるという。モロッコの国民的な飲みもの「ミントティー」。さらには、2010年4月9日(金)14:00~19:002010年4月10日(土)12:00~16:00には、ティーインストラクターの山上昌弘氏によるミントティーのデモンストレーションが開催されるとのこと。ミントティーは爽やかな香りのなかからほんのりとした苦みと甘みが感じられる不思議なお茶。モロッコのウイスキーとも呼ばれるほど、飲めば飲むほど味わい深く感じられるお茶でもある。好き嫌いが分かれるかもしれないが、タジンを食べたらミントティーで〆。今回ミントは乾燥ものを使うため、モロッコそのままの味とまではいかないものの、モロッコへのプチ旅行を楽しむことができる。(ミントティーのレシピはコチラをどうぞ)実は、このモロッコ料理企画は、2010年4月5日(月)~11日(日)まで開催される、大阪発のバッグブランド“プチタミ”と“タジン”がコラボレーションしたイベントの一環である。プチタミとタジンをかけ、空想の民族“プチタミタ人”を生み出し、彼らの家の中と庭を設定して、タジン鍋を生活の一部、またインテリアとして様々な形で表現しようというのだ。さらには、彼らが身につける洋服や靴などをバッグのモチーフとして取り入れ、展示するという。プチタミタ人がどのように表現され、タジン鍋が彼らの生活のなかでどのように溶けこむのか見物である。いずれにしても、心地よい空間を演出するスパイラルならではのイベントになるのではないか。いまから訪れるのが楽しみでならないことは確かだ。この時期最も盛り上がりをみせるタジン鍋。その多彩な顔をぜひご覧あれ。イベントの詳細はコチラ↓をSPIRALのオフィシャルHP<関連記事>■ガイドのモロッコ食紀行■おすすめのモロッコ料理店前のページへ12※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。