シガラは“葉巻”、ボレイは“ペストリー”という意味。タバコのような形をしていることからその名がついたと言われる「シガラ ボレイ」は、温かいメゼの定番。日本のトルコ料理店でもよく見かける一品だ。
“ユフカ”と呼ばれる、丸くて大きな春巻きの皮のような生地に、乳脂肪分の低い白チーズとパセリなどをいれて揚げるこの料理は、シンプルな味わいながら、おつまみに最高。塩味がきいているので、コワイくらいにお酒がすすむのだ。ということもあるのか、男性が好んで食べているのをよく見かける。
料理名は変わってしまうが、ひき肉やほうれん草、じゃがいも、ドライミートなどのバージョンもある。
ユフカはこちら↓で購入できます。
「エリート バクラヴァ」
ムジュヴェル(ズッキーニのチーズ揚げ焼き)
ズッキーニの揚げもの「ムジュヴェル」 |
ズッキーニの皮をむいてすりおろし、玉ねぎ、白チーズ、パセリやディルなどのハーブ、小麦粉、卵などをいれて揚げたもの。かき揚げとかお焼きといった感じの料理である。食べるときはにんにくいりのヨーグルトやレモンをかけて食べることが多い。
ズッキーニをこんなふうに調理するのは、なんとも新鮮ですよね。ワタシは、この料理を初めて口にしたとき、その斬新かつナイスなアイディアに感嘆の声を上げてしまいました。
このほか“ブルグル”と呼ばれるひき割り小麦で肉団子を包んで揚げた(蒸した)「イチリキョフテ」、「イカフライ(カラマル・タヴァ)」、「ムール貝のフライ(ミディエ・タヴァ)」。これらも定番。
「イチリキョフテ」は東京近郊ではあまり見かけませんが、
こちら↓のお店では出していますよ。
「アンテップ」
以上、「これだけは知っておきたい!トルコ料理編2」、温かいメゼの紹介でした。次はサラダ、スープです。
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