これだけは知っておこう！ベトナム料理編４(2ページ目)

フォーボー（ベトナム牛うどん）

スパイスのきいたスープは食べ応え十分！ べトナム牛うどん「フォーボー」

フォーボーは、牛骨などからとったスープをかけ、うえに牛肉（ボー）をのせたもの。のせる牛肉の状態によって、生の薄切り牛肉をのせ上からスープをかけてレア状態にしたものを「フォーボータイ」、茹でてしっかり火がとおったものを「フォーボーチン」などと料理名が変わる。このほかにもひき肉タイプなどもあったりして、フォーボーの種類はいろいろだ。

フォーのようにやわらかめの麺には、同じようにやわらかい食感のレアな牛肉が合うのでは？なんて個人的に思い、ワタシはいつも「フォーボータイ」にしてしまうのだが、好みはひとそれぞれ。色々試してみてください。

味は、ひとことで～ラーメンといっても作る人によってそれぞれ違うように、フォーボーもまちまち。といっても、牛肉の味や特有の香りに負けないようにするためであろうか。基本的に八角などのスパイスを加えて、少し個性的な味に仕上げているのは共通しているところ。たっぷりのせたねぎもポイントに。

店によって隠し味を加えるぶん、フォーガー（鶏うどん）よりも味の違いに幅があるように思う。