手に入りにくいスパイスも揃う店内入り口には色とりどりのペッパーが。店内には、フランスから直輸入した無農薬、低農薬、有機栽培のスパイスやハーブ類が約100種類。とても見やすく、しかもスタイリッシュに飾られている。さすが自由が丘にあるお店!という感じ。スパイス類は、フランスの街中で売られているものだけを取り扱っているため、多少偏りはあるものの、ベーシックなものから、メース(ナツメグが入っている種を取り囲む仮種皮)、カレーリーフ(乾燥)、生ハバネロ(冷凍)、ヒソップ(苦味と爽やかな香りを併せもつハーブ)といった、手に入りにくいものまで揃う。しかも、これらが1gから購入できるというのだから、嬉しいかぎり。カレー系やカトルエピス(フランスでよく使われる4種類のミックススパイス)、ワイン用、焼き魚用、肉用、サテ(東南アジアで食されている串焼き)用などのミックススパイスも充実していて、手軽に料理を楽しみたい人にも利用度は高そうだ。ペッパーの品揃えに注目古くから高品質と称されるカンボジア産のブラックペッパー。特筆すべきは、ペッパー類。これには特に力を入れているようで、いやはや驚いた。というのも、ブラックペッパーだったら、南インド・マラバール産、ミクロネシア・ポナペ島産、インドネシア・サラワク産、マダガスカル産、カンボジア産など、8種類は揃っているのだ。カンボジア産は、なんと生胡椒も用意。今はまだやっていないが、今後は注文を受けてから、店頭で焙煎してくれるという。これは実に興味深いサービスである。サービスが始まったら、早速行ってみることにしよう。うん、楽しみ。他にも、グリーン、レッド、ピンク、レモン、ロング、ミックスなどがあり、ペッパー好きにはたまらぬ品揃えとなっている。前のページへ123次のページへ