※店内は写真を撮る雰囲気ではありませんでしたので、希望も含め今回は写真を掲載いたしません。あしからず。(料理写真などは、コチラの「プレスリリースはこちら」をご参考に)

リゾートホテルを彷彿とさせる優雅な趣

うわっ!もしかして、このお店ってものすごく高い?
・・・ふぅ、よかったぁ。今日はそれなりの格好をしてきていて・・・。

と、冷や汗をかいたのは、11月2日にオープンしたばかりの商業施設、表参道「GYRE(ジャイル)」の4Fにある、日本初のマデイラ島料理店「ペローラ アトランチカ」の店の前。
ビル内に足を踏み入れたとき、見渡せば高級ブランド店が立ち並んでいて、どこもかしこもきらきらでピッカピカ。“もしやマデイラ島の料理店も、高級感のあるお店?”と少しは想像していたけれど、まさかこれほどまでとは思わなかった・・・。
リゾート気分が楽しめるお店だと聞いていたし、西麻布のカジュアルポルトガル料理店「ヴィラ マダレナ」や銀座の「ヴィラ モウラ」の系列店だというから、てっきり開放的で抜け感のあるお店だと思っていたのだ。

とまあ、こんな驚きで始まったマデイラ島料理店での食事だが、結果としては、“マデイラ島の料理は珍しいし(なんといっても日本初)、変化球として利用するにはいいかもね”という印象に終わった。

ワタシが利用したのはディナー時。その日は贅沢につかった空間や緊張感が残りつつも肩の力がスッと抜けるサービス、客層などがすべてうまく合っていたから、ということもあるかもしれない。(もちろん、一緒に行ったメンバーにも恵まれたのだけれど。)

コスモポリタンなマデイラ島料理

さて、歴史が大きく変化した大航海時代、貿易の中継地だったというマデイラ島。最初にマデイラ島と聞いて、あれっ?と位置がおぼろげだったので、店に行く前に地図で調べてしまったワタクシ(笑)。
調べてみると、多くの国の影響を受けているマデイラ島はポルトガルの南西、アフリカ大陸のモロッコの近くに位置する、大西洋に浮かぶポルトガル領の小さな島であった。

マデイラ島地図
アフリカ大陸に近いポルトガル領の小さな島「マデイラ島」
シェリー酒やポートワインと並び、世界3大酒精強化ワインのひとつといわれる「マデイラワイン」が造られていることでも有名な島である。マデイラワインといったら、かの有名なシェークスピアが「自分の命と引き換えにしても惜しくない」といって愛飲していたという、あのお酒。飲みたくなってきたでしょ?

そんな逸話をもつマデイラ島の料理は、ポルトガル料理をベースに、アフリカや南米の息吹が感じられる、とても興味深いものだった。

ポルトガル料理というと、オリーブオイルにニンニク、香草(コリアンダーなど)、スパイスで軽くアクセントをつけた、素材の味を生かすシンプル調理。肉と魚介などの意外な組み合わせ。バカリャウ(干し鱈)を多用するというのがおおまかな特徴であるから、マデイラ料理はそれに、南米のガツンと豪快な肉料理などが加わった、そんなふうな感じである