食べたい料理がマカ料理に大変身!インカ帝国時代の味がいただける「ROMINAロミーナ」四ツ谷駅から歩くこと3分。飲食店が立ち並ぶしんみち通りの2Fにある中南米料理店「ROMINA ロミーナ」。ここがマカ料理を食べられる店。ラテンの華やかな色に囲まれた店内は40席。店内は細長く、こじんまりとしていて、驚くほど落ち着いた雰囲気。暗めの照明とラテンのインテリアが、陽気な夜を過ごしたいときや、しっとりと飲みたい夜にうってつけ。交通の便がよく、さまざまな中南米料理が食べられるとあり、私も昔からよく足を運んでいる。この店のメニューは、驚くほどに多い。ペルー、メキシコを中心に、ブラジル、キューバ、コロンビア、アルゼンチン、パラグアイ、ドミニカ料理など合わせて、その数は何と100種類以上。ソパラ クリオージャ。辛くない唐辛子、アンヘルという細いパスタ、濃厚なミルク入りのスープ。さて、マカ料理だが、この店ではペルーの都市同様、マカは粉末を使っている。そのため、特にマカ料理と銘打って料理を出しているわけではなく、メニューに載っている料理にマカの粉末を練りこんだり、振りかけたりして出している。つまり、食べたい料理のほとんどがマカ料理として食べられるというわけだ。しかしながら、マカとして向かない料理もある。それは、冷たい料理。マカは粉末のため、冷たい料理ではうまく溶けず、口当たりが悪くなってしまうのだ。「お客様の了承の上でしたら、もちろん冷たい料理もマカ料理としてお出しいたしますが、なるべく温かい料理に加えることをおすすめいたします。」と、店を切り盛りするオーナーシェフの奥さまもこうおっしゃっていた。アロス コン ポリョ。コリアンダー、野菜、チキンの炊き込みご飯。コリアンダーの香りは驚くほど優しい。オープンして12年経った2005年11月、メニューが久しぶりに変わった。人気のマカとキヌア入りの「パン コン キヌア イ マカ」はメニューから消えてしまったが、各国の料理が今まで以上に充実した。料理は今でも、両親が故郷ペルーのリマでレストランを経営しているオーナーシェフと、同じくペルー人のコックが日々大忙しで腕をふるっている。こんな状況のため、大人数やコースで料理を頼んだり、細かい注文があるときには予約が必要となる。言い忘れていたことがひとつ。嬉しいことに、通常メニューをマカ料理に変えても、なんと値段は一切変わらない!この店では、このような客への思いやりが随所に感じられ、気持ちよく食事を楽しむことができる。オープンして12年、ロミーナのこのようなところが、客の心をぐっとつかんできたのだろう。数千年前から食されてきた栄養の宝庫、「マカ」。アンデスの大地のパワーが詰まったマカを目指して、中南米の世界をちょっくらのぞいてみてはいかがだろうか?マカ料理で刺激的な夜を・・・なんて、ちょっと素敵かも!しんみち通りの中ほど2F。黄色い看板が目印。■ラテン料理「ROMINAロミーナ」 所在地:新宿区四谷1-7-27 セントラル四谷ビル2F(しんみち通り)TEL:03-3226-6608営業時間:月~金 11:30~14:00 17:00~24:00(22:30LO) 土日祝 11:30~24:00(日~23:00)定休日:なし交通・アクセス:JR四ツ谷駅または東京メトロ南北線・丸の内線より徒歩3分地図:Yahoo!地図情報その他の中南米レストランブラジル料理「セグレード」アルゼンチン料理 「エル カミニート」メキシコ料理 「フォンダ デ ラ マドゥルガーダ」メキシコ料理「エル アルボル」前のページへ12※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。