今回は、スパイスをたっぷりつかった料理をご紹介します。現地で学んだレシピを元に作りやすいようにアレンジしました。
チベットから伝えられた「モモ」は、体調を整えるスパイスがふんだんに入ったネパールの代表的な料理。ピリ辛のタレにつけていただきます。
モモは数人でワイワイいいながら作る料理。おふたりでお好みの自家製モモを作りながら、楽しい夜を過ごしてみてはいかがですか。
直径2cmの棒状にのばし、12gくらいの大きさに切って丸め油を絡める。手で平らにつぶし、麺棒で丸くのばす。
中心を厚めに、縁を薄めにのばすことがポイント!包みやすく、食べたときに生地が重なっている部分の食感のバランスがよくなります。生地が台についてやりにくいときは、打ち粉をしてください。
【具を作る】〔2〕ボールに万能ねぎ、香菜以外の材料を入れてよく混ぜ合わせ、万能ねぎ、香菜を加えて軽く和える。
【具を包んで蒸す】〔3〕スプーンで具をすくい、〔1〕でのばした生地にのせる。具がはみ出さないように中心に向かってひだをつくりながら包み、最後に頂点をひねる。
蒸気の上がった蒸し器で10分ほど蒸す。生地の表面にツヤがでて、色が少し黄色くなったらできあがり。
包み方は、普通の餃子のようにしても大丈夫です。変形として、四隅を寄せ四葉のクローバーのようにあけた部分を見せると見映えがしておすすめです。
【タレを作る】トマトは茹でて皮をむき、ザク切りにして玉ねぎ、ヨーグルトとともにミキサーにかける。フライパンまたは鍋にサラダ油を熱し、しょうが、にんにくを炒める。香りがたったら、チリパウダー以外のすべての材料を加え、弱火で約10分間少し水分が残る程度に煮つめる。(写真のような状態になるまで)最後にチリパウダーを加え、お好みで香菜の葉をトッピングする。
■スパイスボックス■
スパイスを多く使う国では、よく使うスパイスを専用の器に入れ使いやすいように収納しています。
写真はネパールの家庭で使っていたプラスティック製のもの。ステンレス製などもあります。
ネパールでは、「モモコ・バーロ」という2段のアルミ製の蒸し鍋を使って、一気に山ほどのモモが蒸されます。
写真は、街角のシェルパ料理店のモモコ・バーロ。
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