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生春巻きをもっとおいしく作るために ライスペーパーに迫る!(2ページ目)

何気なくつかってるライスペーパー。実は厚さや大きさ、産地はさまざま。いままで生春巻きを上手に巻けなかったかた、必見です!

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

■TWIN EAGLES


原材料:米粉 塩 タピオカ
販売価格(平均):350円( 250g )
輸入者:寮都産業株式会社 03-3974-0719
板橋区東山町18-6


これはわたしがよく使っているもの。
いままでのなかで一番薄くて口あたりがよく、透明感もある。

* ここがオススメ!*
繊細な生野菜とのバランスがよく、仕上がりが色鮮やかできれい。
昔ながらのシンプルな製法で作っていて、添加物、漂白剤などいっさい使用していない。
手に水をつけてこすっただけですぐ戻る。
揚げ春巻きに最適

*  ここはちょっと・・・*
とにかく破れやすいので、慣れるまで苦労する・・・。


今回は使いやすい大きさの22cmに限定してご紹介しましたが、30cmや16cm、1/4にカットしたものなどいろいろなタイプがあります。
30cmのものは、巻いたあと3~4等分にカットして切り口を上にし、盛り付ければおもてなし料理として最適になりますし、小さめのものは完全に巻き込まずに、手巻き寿司感覚で気軽にいただくことができます。

いろいろお試しになって、ぜひお好きなスタイルを見つけてみてください。

◇番外編 ◇

ベトナムにはライスペーパーの種類はたくさんあって、食べ方もさまざま。
ハノイやフエでは、写真右のようにごまがはいったもの、南のほうではココナッツ風味やえび入りのものがあって、焼いてそのまま食べたり麺にのせたりしていただきます。

普通の半透明のライスペーパーは、生春巻きや揚げ春巻きとして使われるだけではなく、1cm幅にカットしてスープにいれたり、揚げたり、ピーナツと砂糖をまぶしてあぶったりと、地方や家庭によっていろいろな使われかたがされているようです。

ひとつひとつ丁寧に手作りされているライスペーパーに少し気をとめて、自分なりの料理に仕上げていくのも面白いものです。

<関連記事>
ベトナムで習った生春巻き【1】
ベトナムで習った生春巻き【2】
白身魚の生春巻き
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