街はもうクリスマスの装い。いよいよ楽しい季節の到来です。
何かと人の集まることのあるこの時期、いつもより少し腕まくりをして、華やかに食卓を彩ってみませんか。
定番のローストチキンをエスニックな味わいに仕上げてみました。どうぞお試しください。
■ 材 料 ■
鶏肉(1.2~1.5kg前後) 一羽
<詰め物>
[ もち米、うるち米(白米)各1/2カップ ・鶏レバー150g・ゆでたけのこ1本 ・干ししいたけ3枚(戻したもの ~戻し汁はとっておきます~ )・人参5cm長さ ・しょうゆ大さじ2・ごま油、塩、こしょう適宜 ] ゆで卵 1個
オイスターソース、ナンプラー(またはしょうゆ) 各大さじ2
五香粉(*) 少々
サラダ油 適宜
ブラックペッパー(食べるときにお好みで) 適宜
<トッピング>
松の実、白ごま、香菜(または万能ねぎ) 各適宜
*五香粉(ウーシャンフェン)・・・桂皮(シナモン)、八角(スターアニス)などのスパイスをミックスしたもの。独特の個性的な香りをもち、料理に少し加えるだけで本格的な味に仕上がります。
■ 作り方 ■
(1)詰め物を作る
【電子レンジでおこわ作り】
●もち米、うるち米はといで水切りして耐熱性のボールに入れ、ふつうに1合分白米を炊く水の量(干ししいたけの戻し汁を含む)、しょうゆを入れ、30分くらいおく。
●ふわっとラップをかけ、10分ほど加熱する。一度取り出して全体を混ぜ、もう一度ラップをしてさらに5分加熱する。
【おこわを加熱している間に具材を用意】
●鶏レバー、ゆでたけのこ、戻した干ししいたけは1cm角、人参は5mm角に切り、ごま油で炒め、塩、こしょうで強めに味をととのえる。
※おこわと具材を温かいうちに混ぜ合わせる。
(2)鶏肉は水洗いして中をふきんなどできれいに拭取っておき、首の部分をロース針の通したたこ糸でしっかりと縫い合わせる(つまよう枝などで縫うように止めてもOK)。
お尻の部分からゆで卵を芯にして※をたっぷりと詰め、首の部分同様、しっかりと縫い合わせる。
全体の形をととのえ、手羽先部分は首から背肩にかけるようにおり曲げる。
(3) (2)に熱湯をかけて水気をとり、ナンプラー(またはしょうゆ)とオイスターソースを合わせたものをよくすり込むようにぬり、五香粉をふる。
サラダ油を多めにひいたオーブンの天板にのせ、1時間ほどおく。
(4)200℃のオーブンで15分、180℃にしてさらに30分、表面に油をかけながら焼く。仕上がる直前に松の実、白ごま、みじん切りにした香菜(または万能ねぎ)を全体にまぶし、香ばしく焼き色がつくまで焼く。
さあ、出来上がりです。
温かいうちに切りわけて、ブラックペッパーをたっぷりふってどうぞ!
切ったときにジュワ―とながれでるエキスを、おこわに染みこませるように、かき混ぜながら食べてくださいね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。