おすすめベルギービールランキング
ベルギーでは素敵なバーテンダーくんにたくさん出会える
ベルギービールを制覇するには何年あっても足りない!
ベルギーは、現在名実ともに世界を牽引するビール大国。レフ、ステラ・アルトワといった人気ブランドを抱えるビール会社「
インベブ」は、2008年にアメリカのビール会社の買収劇を経て、世界のトップメーカーに躍進しました。しかし1000以上の銘柄を誇るベルギービールの本当の面白さは、昔から国内各地にちらばる小さな醸造所発の地ビールにあると言ってもよいかもしれません。
工場における大量生産と違い、小さな醸造所では昔から常温で発酵させる上面発酵による醸造が盛ん。気候の関係でフランスのように美味しいワインをつくる土壌に恵まれなかったこともあり、職人たちはあれやこれやと工夫を重ね、ベルギー独自の味覚を追求していったのです。果物や香辛料を加えたり、自然発酵、二次・三次発酵だってお手のもの。様々な味や香りが楽しめます。
ブリュッセルにある伝説のビアカフェ「ア・ラ・モール・シュビット」
お隣のもうひとつのビール大国に住むドイツ人からは、「そんなのビールじゃない、邪道だ!」と言われることさえありますが、そんな批判もどこ吹く風。ベルギーのビール職人たちの探究心と好奇心は、凝り固まったビールの常識を心地よく裏切ってくれるもの。美味ながらも個性的な驚きの味覚に出会えること、きっと間違いなしです。
今回は季節柄、特に冬に飲んでみたいベルギービールの選りすぐり銘柄を5つセレクトしました。もともとアルコールが苦手なガイドを、お酒の世界に目覚めさせてくれた罪なビールたちですよ。
デリリウム・トレメンスのクリスマス限定ビール
こちら以外でも、毎年冬には多くのブランドが伝統的に「クリスマス限定ビール」を発売しています。お祭り気分を反映してか、アルコール度数も高めになっています。ラベルもクリスマス気分を一層盛り上げてくれる素敵なデザインばかり。もし冬にベルギーに旅されるのならば、是非とも現地のビアカフェでクリスマス限定ビールをお試しくださいね。
それではランキングをどうぞ!