永遠という名のレストラン
大阪における「セントラルパーク」とも言える緑溢れる「靱公園」。 | 春には桜も。 |
晴れた日の昼下がり、平日にも関わらず、大阪市西区の靭(うつぼ)公園の西園にあるテニスコートでは「スコーン、スコーン」と白球が飛び交い、都会の真ん中で、周りのビジネス街からすっぽりと抜けたような空気が漂います。この公園は東西800メートルもある細長い公園で、公園を取り囲むようにビルやマンションがずらりと立ち並び、さながら「大阪のセントラルパーク」と言ってもよい、都会のオアシスとなっています。
この広大な公園に集う住人や勤め人の味覚を満たすべく、公園に面する建物には、最近続々と実力派レストランが開店しているのです。
今回はその中でも2007年7月7日に開店し、以来確かな味とサービスで、2009年にはミシュラン1つ星に輝いた「エテルニテ」を御紹介。シェフは大阪ミナミエリアの有名店を皮切りに、本場フランスで約2年間5軒のレストランで腕を磨き、そのあと大阪へ戻られて「カランドリエ」で約3年間腕を揮われた後、独立された永野良太さん。関西では数少ない、フレンチでミシュラン☆スターを獲得されたお一人です。
「エテルニテ」の外観 |
ランチでは窓からの木漏れ日と新緑が綺麗なのです。 | シンプルで上質感のある店内。 |
テキスト。 |
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