・プリモピアット
|
Primo piatto |
パスタ料理は、「大和の茄子とフレッシュトマトのスパゲティ リコッタサラータ添え」。もちろん、ここでも大和(奈良産)の茄子とトマトが使用されており、郷土料理(奈良のテロワール)を地で行く、まさに唯一無二の「大和パスタ」。味わい的には、爽やかな酸味と柔らかな茄子の食感、それにリコッタサラータのアクセントが加味され、バランスの取れた秀逸の完成度でしたね。尚、上部に乗っているのは、茄子の皮を素揚げしたものです。
・セコンドピアット
|
Secondo piatto |
そしてメインは、「大和牛のケッパー煮 ピエモンテ風」です。写真の料理は、トリュフの季節ということもあり、追加(+1,000円)で黒トリュフ(フランス産)をかけたもので、これが料理と実にピッタリの相性で渾然一体とは、まさにこのこと。これはシェフの狙い通りでしょう。ファンタスティコ!
また、ここで使われている肉(部位)は、「スネ肉」と「ネック(首)」で、白ワインで柔らかく煮込まれており、口に入れた瞬間に舌の上に染み渡るように、この上ない旨味の余韻を残していくのです。
さらに、添えられた野菜も「ジャガイモ」、「人参」、「玉葱」と全てが奈良産。「自分で食べる分だけ」しか生産しない地元農家さんから分けてもらったという野菜達は、どれも瑞々しい鮮度と質の高さが光ります。