・スープ
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南瓜のスープ |
続いて供されたスープ料理は「南瓜のスープ、フロマージュブランとケレスヴィネガー添え、アンチョビのベニエ(タコ焼き風)」。まずは写真のようにガラスの器に入ったスープが登場しますが、この器を取ると・・・。
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タコ焼きという大阪らしい演出が面白い。 |
なんと下の皿からは現れたのは「タコ焼き」! 何とも大阪のレストランらしい遊び心ですが、実はこれ「アンチョビ」のベニエなのです。しかも驚くことに、このベニエは本物のタコ焼き機を使って焼かれたもので、見た目はタコ焼きそのもの。「タコ焼き」ならぬ「アンチョビ焼き」といった感じで、実に香ばしい仕上がりとなっていました。
また、スープは南瓜の風味が豊かなのはもちろん、ケレスヴィネガーと、スープの下にある「フロマージュ・ブラン」が、温スープの味わいに清涼感のある酸味を付与し、さらに上に乗せられたコーンの冷たい泡までもが織り込まれ、何とも複雑でファンタスティックな味わい! タコ焼きの遊び心も含めて、スープ料理というよりも、まさに食べる「ハロウィン☆パーティ」のよう。食べていてここまで愉しくなった料理は久しぶりです。
次のページでは、ディナーコース料理の後半を紹介します。