ザ・ダイニング(閉店)。
「THE DINING with chef’s table」はホテル2Fにあります。 |
(注)2010年現在、「ザ・ダイニング」は閉店しております。この記事は2009年時に取材した過去の記事です。
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大阪随一の高級飲食店街「北新地」のど真ん中に、堂島川に面して「大阪全日空ホテル」が誕生したのは、今を遡ること20数年前。その中には伝説の名シェフ率いる「ローズルーム」という、関西屈指のフレンチレストランがありました。
「ありました」と過去形にしたのは、昨年秋、呼び慣れた「大阪全日空ホテル」が「ANAクラウンプラザホテル大阪」と改名するのと時期を同じくして大リニューアルが行われ、グランメゾンレストランとしてのローズルームはなくなり、その遺伝子をしっかりと受け継いだ気鋭の若手シェフ桜井幹也さんを抜擢した「ザ・ダイニング・ルーム(THE DINING ROOM french fusion cuisine)」を誕生させたからなのです。
モダン・スタイリッシュな内装にリニューアルされたANAクラウンプラザホテル大阪。 |
落ち着きのあるシックでモダンな店内 | センスの良さが行き届いたテーブルセッティング |
愉しそうに野菜を扱うシェフ | シェフの桜井幹也さん |
これらは全て浪速の伝統野菜達。個性的なルックスが面白い。 |
野菜にはもちろんその季節ならではの「旬」がありますから、このコースも毎月使われる野菜の種類が変わり、それに従って調理法も変わります。シェフの毎月のご苦労は大変なものと思われますが、食べ手に取っては季節の移ろいを、日本料理でなくフランス料理で五感で楽しめる、願ってもないコース料理というわけです。
次ページでは、浪速の伝統野菜コースを御紹介します