大阪グルメ/大阪のその他ジャンルの名店

kamoshiya Kusumoto(3ページ目)

料理と醸造酒のマリアージュが愉しめる名店「kamoshiya Kusumoto」。厳選された旬の野菜をたっぷりと使った創作料理の数々は、まさに美食の極み!

執筆者:麻生 玲央


・鹿児島産六白黒豚と野菜の炭火焼き あけがらしを添えて
鹿児島産六白黒豚と野菜の炭火焼き あけがらしを添えて
写真左下が黒豚、写真右下にあるのが「あけがらし」。
そして「kamoshiya Kusumoto」のスペシャリテともいうべき一皿が、この40分かけて炭火蒸し焼きした六白黒豚料理。浸けタレは「あけがらし」と「黒酢ソース」の二種類が用意されてあり、この「あけがらし」が特に日本酒を誘うのです。

「高砂(富士高砂酒造)山廃純米生詰」のコク深いバランスのとれた日本酒との相性も抜群。言うとナシの大満足の一皿となりました。それにしてもやはり料理と酒の相性は料理を何倍にも美味しくしてくれるということを改めて実感。

もちろん、この皿にも野菜は豊富。紅心大根、ゴボウ、インカの目覚め、ヤングコーンは、全て焼き野菜として主役級の存在感を誇っています。

・佐藤錦と白桃の白和え ブルーチーズを利かせて
佐藤錦と白桃の白和え ブルーチーズを利かせて
佐藤錦と白桃の白和え ブルーチーズを利かせて
最初はデザートワインを締めに飲もうかと思っていましたが、デザートの変わりになるこの一皿がブルーチーズを利かせた料理ということで、デザートワインをパスして、シャンパーニュをオーダー。

シャンパーニュ
「アルフレッド・グラシアン」のブリュット
今宵のマグナムボトルはフランス本国では通の間で人気の高い、エペルネの小規模メゾン「アルフレッド・グラシアン」のブリュット。最強の「締めシャン(締めに飲むシャンパーニュ)」です。

で、これが大正解! のマリアージュ! しかもシャンパーニュはマグナムのグラスですから言うことナシ! マグナムの厳選シャンパーニュをグラスでいただけるだけでも嬉しい限りですが、いくらブルーチーズ風味とはいえ、白和え料理とシャンパーニュがこれだけ相性がいいとは……。さすがにこの組み合わせには驚かされましたね。いやはや、シャンパーニュは奥が深い……。

福島にあるエルミタージュ

シャンパン。
最後は「締めシャン」で。
今回は締めのシャンパーニュ以外は日本酒で合わせていきましたが、料理が洋テイストの高い場合は、ワインを合わせてもいいですね。こちらもグラスで用意されていますから、その時の料理に合わせていろいろ愉しめます。

選び抜かれた酒が注がれるグラスやカトラリーも、バカラやロイヤルコペンハーゲンなど、ご夫婦で選び抜かれた逸品揃い。旨い酒を心地よく呑む至高の時間が過ごせるよう、すべてにおいて配慮が行き届いているので、飲むほどに安堵感に包まれて行きます。

常々任せるのが嫌いな方も、ここでは任せておけばいいのです。そう、ここはうるさ方の呑ん兵衛さんにとっては天国みたいなエルミタージュ(隠れ家)なのですから。


<DATA>
・店名: kamoshiya Kusumoto
・所在地:大阪市福島区福島5-17-14
・アクセス:西日本旅客鉄道JR東西線「新福島駅」徒歩約3分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:06-6455-8827
・営業時間:18:00~25:00(LO)
・定休日:月曜定休(+第一日曜日)

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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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