大阪グルメ/大阪のフレンチ

レストラン マルメゾン

大阪キタエリアの夜景を一望できるホテルレストラン「マルメゾン」。ハレの日にピッタリな非日常かつ優雅な一時が味わえる、まさに「天空の指定席」です。

執筆者:麻生 玲央

《CONTENTS》
●ハレの日にピッタリのホテルレストラン(1P目)
●シェフの独創的な料理の数々(2P目)
●甘くとろけるデザート各種(3P目)

ハレの日用レストラン

眺め。
デートの時はレストランからの眺めも、ご馳走の一つ。
いよいよ「春」の季節が近づいてまいりましたね。春といえば「入学式」や「入社式」など、新たなスタートの季節ということもあり、お祝いのプレゼントをあげる機会も多いのではないでしょうか。

お祝い用プレゼントには、服やアクセサリーなど「形」として残るものもいいですが、最高のグランメゾンで「非日常」を楽しませてあげるという「体験」のプレゼントも思い出に残る素敵なプレゼントになると思います。

そこで今回は「(窓からの)眺め」「料理」「雰囲気」と、三拍子揃った「ハレの日」用レストランとして、ホテル阪急インターナショナル内にある「マルメゾン」を御紹介。


黄金球の噴水がそびえ立つアトリウムロビー

外観。
黄金球の噴水が一際目立ちます。
「ホテル阪急インターナショナル」の低層階には一般客も自由に出入りできるレストラン群がありますが、ここ25階のラグジュアリー・エントランスは(基本的に)レストランを利用する客のみが往き来するエクスクルーシヴな空間になっています。

2階のロビーから宿泊専用エレベーターに乗り、25階で扉が開くとそこは非日常の別世界。降り立ったところはヨーロッパの温室のような高い天井と、ど真ん中に鎮座する黄金球の噴水が度肝を抜いてくれる荘重な豪華さのアトリウムロビーとなっています。

レストランの予約時間より少し早めに来て、ここで噴水の音でも聴きながら、北イタリア風のソファに深々と座って暫しまどろまれるのも密かな楽しみ方になるかもしれません。


シャンデリア。
インテリアも含めて、とても優雅な雰囲気の店内。
レストラン自体も、パリの西方約20キロにある皇帝ナポレオン一世とその妻ジョセフィーヌが住んだマルメゾン宮殿から名前を取っているだけあって、インテリアは迫力の豪華さです。特に高い天井から下がる贅を極めた大振りのベネチアングラスのシャンデリアには思わず見とれてしまうことでしょう。

そして、豪華なインテリアに合わせて食器はベルナルド、カトラリーはもちろんクリストフルの「マルメゾン」シリーズを使われています。 

普通、ホテルのフレンチレストランは、老若男女が集まる「ハレの日」用としての役割が高いため、どうしても保守的なオーソドックスな料理になりがちですが、ここ「マルメゾン」はちょっと違います。シェフの独創性のある料理の数々は、どれも細部にまでこだわった華麗なもので、そのこだわりは長く丁寧に書かれたメニュー名にまで表れているほど。料理に関しての詳細は後述するとして、ホテルレストランのオーソドックスな料理には飽きてきた、というグルマンの御夫婦・カップル・同伴・友人達との会食などで、「今夜はいつもと違ったスペシャルな夜にしたい」とお考えの方には、まさにピッタリのレストランといえるでしょう。

次ページでは、いよいよ独創的な料理の御紹介です。
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