自分の身体と心に目を向けて、赤ちゃんに会える日を待ちましょう。 |
1)タバコは直ちにやめる
タバコはもちろんママ自身の身体にもよくありませんし、赤ちゃんの成長をさまたげる原因にもなり、流産や早産の原因にも少なからず影響が指摘されています。また、副流煙を吸い込む事による影響も同様にありますから、女性自身はもちろん、できればパートナーにも禁煙してもらうか、家では吸わない妊婦さんが一緒にいるときには吸わないということを徹底してもらいましょう。タバコの害は、身体からすぐには消えませんから、妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えるなら、すぐにでもやめることをオススメします。
2)3食食べて規則正しい生活を
妊婦さんのやせすぎなどによって、未熟児(低出生体重児)の赤ちゃんが増えていることが問題になっています。厚生労働省と農林水産省が「妊娠中の食事バランスガイド」を提示していますが、妊娠がわかってからではなく、妊娠がわかる前から、3食きちんと食べる生活を心がけることが大切です。
3)葉酸の摂取を心がける
赤ちゃんの脳と脊椎は、妊娠初期の6週目までに完成します。その時期は、妊娠に気づいていないママがほとんど。妊娠が判明してから葉酸をとったのでは、先天性疾患である二分脊椎症のリスクを下げる効果が得にくいと言われています。そのため、妊娠したいと思っている女性は日頃から葉酸をとる意識をもつようにしたいものです。葉酸は、ほうれん草や春菊などの葉物野菜、ブロッコリーやアスパラガスなどの緑黄色野菜に多く含まれていますので、「それらの食材を心がけてメニューに取り入れるようにしましょう。
4)規則正しく生活する
バリバリと夜中まで仕事をこなしていた女性には、なかなか難しいことかもしれませんが、生まれてきた子どもにも規則正しい生活をさせたいと思うなら、まずは、今から自分自身の生活リズムを整えましょう。子どもが生まれてから、子どもだけ規則正しい生活にさせるのは、とうてい無理な話しです。時間が不規則な職場でも、夜にシフトとするのではなく、早起きして仕事をこなすそいうような形の生活に変えていきましょう。自分自身の体調もよくなっていきますし、体調が良くなると、心も安定してきます。
5)不安は抱え込まない
妊娠・出産後、育児休業を取って仕事を続けるのか、一旦やめるのかなど、その後の生活設計も含めて、パートナーとよく話しをしましょう。モヤモヤした気持ちのままで、妊娠中の生活を送っていると、前向きな出産ができません。また、出産自体への不安も、自分で調べたり、診断時に産婦人科医や助産師さんに聞いて、解消しておきましょう。一人で抱え込まないことが一番です。
5つのことを心がけて、赤ちゃんに会える日を待ちましょう。
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