自動車保険/自動車保険関連情報

こんなとき、自動車保険料が戻ってくる!

自動車保険の契約期間中に保険を解約すると契約期間に応じて解約返戻金(へんれいきん)が発生するケースがあります。解約だけでなく、特約や条件の変更などでお金が戻ってくる場合も…! 該当するケースをご紹介します。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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変更があったら保険会社に連絡しましょう!

車を手放した、廃車にしたという場合、「自動車保険はこのまま更新しなければいいや」とお考えの方が多いようです。確かに保険は不要になりますが、等級が7等級以上の場合は中断証明書を発行してもらうことで新たに車を購入した際、その等級を引き継ぐことができてオトクです。

また7等級以下の方でも、保険期間が残っていれば解約返戻金としてお金が戻ってくる可能性もあります! これは自賠責保険、任意保険ともに有効です。残りの保険期間が短ければ、戻ってこない場合もあるので、ぜひ早めに連絡しましょう。


特約や条件が変わったら、お金が戻る場合も! 

例えば、契約車両を運転する人のなかで一番若い人が29歳の場合、年齢条件は「26歳未満不担保」となります。しかし契約期間中に30歳を迎えたら、年齢条件を「30歳未満不担保」にすれば、必然的に保険料は安くなります。保険会社によっては自動的に計算してくれる会社もありますが、念のために連絡しておきましょう。
ほかにも以下のケースで保険料が戻る可能性があります。

■保険料が戻ってくる可能性のあるケース
  • 運転する人が減った(増えた場合には保険料が増える可能性があります)
  • 運転する人を家族だけ、本人・配偶者等に限定する
  • 車を買い換えた(新しい車の料率クラスが小さくなる場合、保険料が安くなる可能性があります。料率クラスが大きくなれば保険料はアップします)
  • 使用目的の変更(仕事→日常レジャーなど)
  • ゴールド免許取得
  • 引っ越した(料率が低い地域に転居した場合のみ)
保険料が安くなった場合、保険会社の返戻手続きに従って、入金を待つことになります。戻ってくる金額は残りの保険期間や変更の内容によってまちまちです。なお、「若い家族が免許をとった」「家族以外も運転する」といった場合は、保険料を追加で支払うことになります。コストはかかりますが、早めに保険会社に知らせておかないと補償が受けられないこともあるので、十分にご注意ください。
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