なぜ2日間にわたってやるかというと、無料・匿名のHIV検査を実施しているからです。土曜日に検査(採血)を行い、翌日には結果を返すという流れ。通常2週間かかるような検査を、医療スタッフの方たちが徹夜で作業し、1日でやるわけですから、本当に頭が下がります(昨年検査が延期になったのも、新型インフルエンザの影響による医療スタッフ不足でした)
もともとは2001年にAngel Life NagoyaというゲイのHIV予防啓発団体が始めたもので、年々、広がりを見せるようになってきました。今はゲイだけでなくレズビアンやトランスジェンダーの方も実行委員会に参加しています。そして、名古屋市や愛知県も協力してくれています。
様々な苦難も乗り越えながら、今年めでたく10年目を迎えたNLGR2010。6月4日~5日の2日間、好天にも恵まれ、盛大にあたたかに開催されました。その楽しさと感動をレポートいたします。
過去のNLGRレポート
ウマさいっぱい!名古屋のゲイ祭りNLGR(2006)
「日本」が僕らを祝福した日~NLGR2007
どこにでもある公園がイベント広場に
初期の頃からにぎやかなブースを出店して会場を盛り上げてくれた『バディ』。若さがまぶしいです。 |
一方にステージが設置され、その周りを取り囲むように、20~30近いブース(テント)が軒を並べ、広場を虹色に彩り、来場客を楽しませてくれていました。
梅雨入り前の雲一つないピーカンで、日差しが容赦なく照りつける暑い日でしたから、日陰を求めていろんなブースをめぐる人も多かったと思います。
STUDIO STAGも毎年NLGRに協賛してくれているゲイカンパニー。系列会社のNUDE JAPANはこんなイケメンモデルを用意。会場をSEXYに彩りました。 |