16日はIDAHOの日でもありました
今回、神戸パレードの参加者が少なかった理由の1つには、
IDAHOとぶつかっていたこともあるのでは?と思います。IDAHOは正式には5月17日なのですが、月曜日に何かアクションを…とはなかなかいかないため、日曜日に集中したのです。関西でも大阪、京都、西宮の3カ所で行われていました。
実は神戸のパレードに参加する前に、30分間だけ、西宮(大阪と神戸の間。甲子園がある所)でのIDAHOの様子を取材しました。西宮の駅前でたった一人、当事者のメッセージを読み上げたり、チラシを配りしていた人こそ、そもそも神戸パレードを立ち上げたケンゾヲさんでした。
ほとんどの人は何事もなかったかのように通り過ぎていくだけ…。でも、1人だけ、ゲイかな?と思われるB系の男の子が「チラシをください」と言ってくれました(ジーン…)
ケンゾヲさんはパレードの前夜、『パレード』という映画の上映会も開催していました。
日本以上に厳しい地域でパレード実現のために奔走するレズビアン女性が主人公で、誰もが思わず感動するような、素晴らしい映画でした(いろんな地方の方に観ていただけたらいいのになあ、と思います)
「地元でやることに意義があるんです」と孤軍奮闘するケンゾヲさんの姿は、この映画の主人公にシンクロし、「パレード」を感じさせました。
IDAHOはこうして今年も全国各地で行われていたのですが、もう1つ、今年は特別な動きがあります。「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」というもので、内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室と法務省人権擁護局が後援につき、電話相談を行ったり、21日には福島みずほ大臣らが出席するシンポジウムも開かれます。「正しく理解する」というフレーズに何とも言えないモヤモヤを覚えますが、行政(政府)がここまで支援してくれるのは歴史的なことです(パレードも後援してくれたらいいですね)。ここから「ナニカが変わる」ことを期待しましょう。
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