そもそも「GLAP」とは?
「GLAP2009」の会場で お会いしましょう! |
そして、「ライブは生で、SEXはゴム着きで」がキャッチコピーだった 「GLAP」は、HIV予防を歌うイベントでもありました。そこには、主催者でありパレード開催にも多大な貢献を果たしていた春日亮二さん(元スタジオスタッグ社長)、「GLAP」に参加したミュージシャンたち、そしてお客さんたち、様々なゲイたちの思いが投影されていたのです。
2年前、37歳の若さで、思い半ばにして他界された春日さん。彼への追悼の意味も込めて、昨年、「GLAP」が5年ぶりに復活を果たしました。当時は「Gay Lesbian Accoustic Party」というアコースティック・ライブでしたが、復活後は「Gay Lesbian Action Packed」と意味合いを変え、アコースティックのしっとりさだけではない、多様な表現を味わうことのできるより楽しさいっぱいのイベントとして生まれ変わったのです。
「GLAP」は単にライブを楽しむイベントというだけでなく、その底には、春日さんの業績を偲ぶキモチと、ゲイコミュニティへの愛があるのです。