変な人が好きな美人女性が増えている
ある美人漫画家も、「プチ変態な男が好み」だといつもいう。彼女好みのプチ変態な男とは、一見、普通に見えても、どこかほの暗くてスケベそうな男のことだそう。ちなみに、そういう男は首筋あたりから、独特の匂いが漂っているのだと力説する(フェティッシュな意見だけど、ちょっと分かる)。
美女と変な人のカップル、急増中!
美人はもちろん、本質的にいい女ほど変わり者が好きだと言い放つし、実際に、変人とカップルになっている。そんな例は枚挙にいとまがない。ひとことで、“変わり者男子”といっても、いろいろな種類があるけれど、魅力的な変わり者男子にはある共通項があることに気付いた。それは……集団の中で少しだけ浮いていること。
やはり、変人好きなスーパー才女&美女な年上女性は、「飲み会とか合コンとかで、どこか居心地悪そうにしている男に女心がくすぐられる」のだという。
彼女いわく、「そういう男ほど、モノごとを観る視点が人とズレていて、面白い場合が多い」とも。
たしかに、その通りだとヒザをうつ。集団になじみきれない、社会性があり過ぎない変わり者男子は、枠組みからハミ出るパワーと魅力的なオリジナリティ(個性)があって、そこが美人を惹きつけるのだと気付いた。
芸能界を見渡しても、ちょっと変わり者な男子ほど、熱狂的な人気を獲得している。たとえば、嵐の大野智。一見、さわやかな草食男子風だけど、マイペースな芸術家の空気が漂っている。あの頼りなげな佇まいが愛しいとファンは言う。同じ嵐の二宮和也も、少年のようなルックスとは相反する、鋭いツッコミやディープな演技力を兼ね備え、コアな人気を得ている。
美人が変な人を好きになる心理とは
一般的な価値観が自分の価値観としっくりくるとは限らない。居心地の良い状態を知っているのがイイ女。
実のところ、一般的ないわゆる“イイ男”が好きな女子は、世間の欲望(高スペック男を捕まえることが幸せだという一般論)を自分の欲望と勘違いしているだけなのだ。
自分個人の欲望や欲求(フェティッシュな好みもふくめて)をじっくり見つめてみれば、一般的なイイ男=自分にとってのイイ男とは限らないし、ちょっぴり変態な部分(凹凸)がある男のほうが自分の個性(凹凸)とハマったりする。
美人は、ひたすら美しいというだけで本人の意図とは関係なく、一般的な“イイ女”という記号で見られがち。つまり、人生において世間の欲望を押し付けられがちだからこそ、その無意味さに早く気付くし、そうじゃない変わり者男子(=世間からハミ出していて、しかも自分の内面の凸凹とすっぽりハマる男)に引きつけられるのだ。
美人に限らず、世間に迎合しない男っぽさを持っていて、自分とハマる凹凸をもった変わり者男子と出会えたら、すごく幸せな恋愛ができるはず。
ちなみに、変わり者男子と身勝手なダメ男は紙一重だったりするので要注意。
【関連記事】