絆作りは、誰にだって難しい
本を読んで、正直で暖かい大塚さんのお人柄に魅了される人も多いはず。 |
大塚さん:結構、長いこと生きてきてますから(笑)、人生でいろんなことが起こりました。それを短くまとめて結論を導き出すような書き方は僕にはすごく難しかったんです。だから、せめて正直に書くことで僕の言うことを信頼して貰えるような形にしたいと思いました。そこで僕のライフヒストリーを縦糸にしながら、関係に関する考え方や解説を横糸にとって、一枚の布を織り上げるような方式にしたんです。
ガイド西郷:ゲイ業界の中では、カリスマ的な存在で、「パートナーシップのプロ」と慕われている大塚さんですら、ここまでいろいろな苦労を経験され、悩んだり格闘されてきた歴史には驚きました。でも、そのことも含めて、本当に誠実に書かれていることに、感動を覚えました。
また、パートナーとの関係に関しても、得たと思ったら失ったりしながらも、それでもまた挑戦していく姿を見て、絆は、何の努力もせずに、簡単に手に入るものではない、と改めて感じました。この本を読んだ方は、「プロじゃない自分は、もっと頑張らなくては!」と励まされると思います。
■対談の後半はこちら↓
彼はあなたの運命の人?脱「運命の人」幻想
■本の詳細内容は、『二人で生きる技術─幸せになるためのパートナーシップ』(ポット出版)でも確認できます。
■AllAbout同性愛ガイドの後藤純一さんも、この本を当事者の視点から、大変分かりやすく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!
「二人」の関係に悩む人たちに贈る本
■関連記事
なぜ結婚したいの?結婚願望に潜む危険な罠
彼との性格の不一致が理解に変わる魔法の本
価値ある同棲、無駄打ちの同棲の分かれ道
●ガイドのブログ
あいため~愛のためのIのためのタメになるエンターテイメント~