キラキラした目で「美味しい?」

「今日は私が作っちゃうぞ!」と張り切る彼女。かわいいですよね。「ビールでも飲みながら座ってて」と言われても、料理をする姿を見たくてキッチンに行ったら、見たこともないような緊迫の表情……。桃太郎を割り出すかのように、力ずくで包丁を振り下ろし、「あっ!」「えっ?」と小さく自問自答を繰り返す姿に、一抹の不安を覚えるあなた。「何ができるの?」と声を掛けたら、「今邪魔しないで!」と、試合前の格闘家が取材記者を追い払うように睨まれ、そそくさとテレビの前に戻ります。

「すぐできるからね」と言われてから、1時間が過ぎ、1時間半が過ぎ、2時間が過ぎ……、おやつで空腹を満たしたいという誘惑と戦うころ、「できたよ~」の声。キッチンから料理を運ぶ彼女の顔は心なしか老けたような……。

手料理
張り切って料理を作ってくれるのは嬉しいのだけど……。
「さっ、食べてね」と、笑顔の彼女。お皿の上には、料理名がわからない食べ物らしきものが載っています。手をつけられずにいると、「盛り付けはちょっと失敗しちゃったかな? でも味は自信があるんだ!」とにっこり。その言葉を信じ、一口。あなたの脳裏に「不協和音」の文字がよぎります。そう、彼女はとてつもなく料理がヘタだったのです……!

キラキラした目で「美味しい?」と尋ねる彼女。あなたは口の中の料理をやっとの思いで飲み込み、思わず「マズい! 外に食べに行こう」と提案しました。もちろん大喧嘩になり、彼女は大泣き。大変な修羅場となってしまいました……。


あなたならどうする?