意中の人のDVポテンシャルを知るには?
DVの被害に合わないためには、DVと縁のありそうなパートナーを作らないことが最善策です。一方、自分の意中の相手が、DVを引き起こすか起こさないかは、目がハートのラブラブモード期間においては、見抜くことは容易ではありません。
そこで、いくつかのチェックポイントです。
・あの人は両親は仲が悪かった?
・あの人は母親に甘やかされていた?
・あの人は父親に理不尽(しつけ以外)に暴力を振るわれていた?
・あの人はよく自分の失敗を他人のせいにしますか?
・あの人は支配欲・独占欲が強いですか?
・あの人は嫉妬深いですか?
・あの人はあなたの私生活に干渉しがちですか?
・あの人は酒癖が良くないですか?
以上、3つ以上あてはまるようであれば、要注意です。
DVから逃れられないのはなぜ?
先ほど、DVの問題は、予想以上に潜伏している可能性があるという趣旨のことを述べましたが、DVの被害者が、なかなかDVから逃れられない理由の一つは、「学習された無力感・絶望感」にあると言われています。つまり、いつも理不尽に暴力を振るわれていると、適正な状況判断が出来なくなり、「しかたがない。自分にはどうしょうもない。」とあきらめて、無力感を募らせてしまうばかりか、「暴力をふるわれるのは、もしかしたら自分のせいかもしれない」などと誤った認識を持ってしまうからと考えられているのです。
もし、あなたのパートナーが、あなたを大切なパートナーと考えているのであれば、そうたやすく暴力に訴えることはあり得ません。それでも、パートナーが、暴力を振るうのであれば、相手になんらかの精神的欠陥があることは明らかです。あきらめて自分のせいにせずに、気持ちを取り直して、断固応戦する必要があります。