男性は今でも若い女性の方が好きなのか?
時代の流れとともに女性の若さの価値は低減しているのではないでしょうか? |
この問いに関しては、過去何十年、否何百年にも渡って、様々な議論が交わされてきました。そして、今の所、一応の帰着点となっているのは、「男性は本能的に数多くの子孫を残したいと考えている。だから、沢山子供を産んでくれそうな若い女性を好む。」という、既に、みなさんもご承知のおなじみの見解でしょう。
それに加え、日本のマスコミや社会における若さ偏重主義が、日本男性の若い女性に対する偏愛を、更に助長して来た様にも思えます。
もちろん、男性が若い女性を好むのは、ある程度世界的に共通する傾向であった事は確かかもしれませんが、筆者が過ごしたことのある海外の国々を含め、西欧の先進諸国では、近年、にわかにそういう傾向は、うすれつつあるようです。
これは、社会の変化に伴い、男性の子孫繁栄への本能に変化が現れ始めたのみならず、文化が成熟化するに従い、より多くの人々が、見かけよりも内面を重視する傾向を強めて来ているからではないでしょうか?
この点に関しては、日本は、先進諸国に比べ、若干遅れを取っている感は否めませんが、日本の社会も、ますます高齢化、成熟化が進み、同様の現象が、昨今にわかに、顕在化してきているようです。
草食系男子の恋愛意識にも、既にその傾向が芽生えているのではないでしょうか?