社会と若者の結婚観に見られる大きなギャップ
今の若い未婚男女は必ずしも婚活を必要としてはいないかもしれません |
ところで、今ガイドの手元には、来るべく未来社会を様々なデータを駆使しながら予測した、『ソーシャル消費の時代 2015年のビジネスパラダイム』(講談社)という一冊の本があります。
そこに、20代男女の結婚観に関する様々な面白いデータを見出す事が出来ます。このデータを見て、ガイドが真っ先に感じたのは、現代の若い未婚男女諸氏は、巷で騒がれているほど、婚活に関心があるわけではなさそうだと言う事です。
マスコミは、日本の未婚男女の多くが、年齢層に関わらず、婚活に躍起になって取り組んでいる様子を、各種媒体を通じて、盛んに伝えて来ます。
しかし、果たして、実態はどうなのでしょうか?
この本に記載された、20代男女の「結婚についての考え方」という、電通の調査によると「結婚をしなくても幸せに暮らせる」と考える若者が、男性で約4人に1人、女性に至っては、実に約3人に1人もいるという事実が明かされています。
もちろん、この調査結果だけを鵜呑みにするわけには行きませんが、あなたも、もしかすると、同じ様に感じているのではないでしょうか?