女性ならではの“困っていること”
食べたいものは自分たちで作る!? 料理の腕も上がりそう♪ |
「美容院には常に困っていますよ~! 海外に住んだことのある人なら分かると思いますが、こっちの美容院ってあまり上手ではなくて、行く気になれないんです。しかも値段が高くサービスが悪い! 東京で働いていた時は、2カ月に1度は表参道にある美容室に行っていたのに……(悲しい)。
今は、日本へ里帰りするたびに日本の美容院でカットしていますが、帰れたとしても1年に1回。なので、どうしてもこちらの美容院に行かなければなりません。友達の中には自分で器用にカットしている人もいますが、私には無理。日本人の美容師さんがいてくれたらいいのにな~といつも思います!」
実はガイドの私も、カナダに住んでいた時はいつも自分でカットしていました(主な理由は節約のため、ですが)。日本人の友人知人は、ほとんど日本人経営の美容院に行っていましたし……。女性にとって、美容院は大事な問題ですよね。
「びよういん」の次は「びょういん」
美容院の次に困るのが病院だそうです。「日本では、北欧のヘルスケア・システムは良いと思われていますが、実はそうでもありません。個人的には、医療システムは断然日本のほうがよいと思っています。
こちらでは、国でやっている公立の病院と、私立の病院があります。公立病院に行く場合、まず電話で予約しなければいけません。すぐには診てくれない場合もあるし、日本の病院のようにすぐ検査はしてくれません。
待てない人は私立の病院へ行くことになるのですが、とても高いです! 医者とただ話しただけで40ユーロ程度(約4500円)になります!
あと、こちらで問題になっているのが歯科ですね。予約を入れたくても平気で2~3カ月後とか、へたすれば半年後とかになるみたいです。なので、私はいつも私立の歯科へ行っています」
医療システムは国によって全然違うので、住み始めてから最初に把握しておきたいことの1つですよね。
そして……
「寒すぎてオシャレができないのも困りますね。冬が長すぎるし、寒くてスカートなんかはけません。ヒールの靴も、滑る心配があるのではけません! 日本にいた時は、よくお気に入りの店で服を購入したり、ウインドーショッピングを楽しんでいましたが、こっちで生活し始めてから服をあまり買わなくなりました。その理由は、フィンランドってどこに行っても同じお店しかなく、つまらないからです!
また、日本のようにコンビニやお弁当屋などがないので、たまに不便に感じることがあります。日本のデパ地下のように、和から洋までありとあらゆるものがそろっていることもないし、食料品の種類が少ない。“スイーツのブーム”なんていうのもフィンランドではないですからね(泣)。
人々の食に対する関心がうすいのでしょうか……?」
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