国際結婚/国際結婚アーカイブ

赤ちゃんがやってきた[2] 夫と共に46時間(2ページ目)

予定日を3日過ぎ、ようやく陣痛がきました。いざ、病院へ。スコットさんも万全の態勢で付き添ってくれます。しかし、ここからが長かった! 新型インフルエンザの思わぬ影響も……

執筆者:シャウウェッカー 光代

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子宮口がなかなか開かない

その日、おなかは痛かったけれど、子宮口が開く様子はなく、その晩は準備室で寝ました。実は直美さんのお母さん、この状況を予測していたのです。ご自分も子宮口がなかなか開かないタイプだったのですって。

翌朝、子宮口が5cmくらい開いてきたので、分娩室へ。先生の診察によると、赤ちゃんは元気ですが、まだ上のほうにいるとのこと。そこで直美さん、赤ちゃんがおりてくるようにと、おなかが痛くないときは、歩いたり踊ったりしていたそうです!?

それでも、あまりに時間がかかるので、陣痛促進剤もうってもらいましたが、まだ駄目。痛みに耐えてひたすら待っていた時に、病院にいる助産師さん2人が代わるがわる来てくれて、残していくアドバイスがとても的確で、助産師さんスゴイ!!と思っていたそうです。
スコットさんも、そばで「Doing great!!」などと言いながら、励まし続けてくれていました。

そうして、また生まれない夜を、もう一晩病院で過ごし、2日目の朝を迎えました。

46時間がんばった!

早朝4時頃、ようやく破水。子宮口も充分開き、やっとその時が来たようです。
助産師さんの存在も心強かったけれど、スコットさんもよく勉強していて、最後の数分は「目を閉じないで、僕の目を見て」と、専門書に書いてあったらしいアドバイスを。

そして、9月16日の朝7時36分、無事に女の子が生まれました!!
2日前の陣痛から、実に46時間かかったのでありました。

身長50cm、体重3158gの元気な女の子が誕生♪


生まれた後もタイヘン!?


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