国際結婚/国際結婚アーカイブ

外国人家族と行こう!夏観光<イベント編>(2ページ目)

夏に日本に来る外国人ゲストには、ふつうの観光だけでなく、お祭りやイベントなどを楽しんでもらってはいかがでしょう? 夏ならではのおすすめイベントをご紹介します。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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3年に1度の「越後妻有アートトリエンナーレ」


里山風景とアートが見事に融合した作品『棚田』 イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア)

新潟県に、3年に1度だけ開かれる大規模な芸術祭があります。それが「越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ」。今年はちょうど開催年にあたり、世界40の国と地域から参加した芸術家たちが、自然豊かな里山を舞台に、多彩なアートを花開かせています。


『たくさんの失われた窓のために』 内海昭子(日本)
会場となる越後妻有地区の面積は、東京23区の約1.2倍だそう!
これは川を望む丘の上に建てられた大きな窓枠。手前には、観賞用の階段もあります。




何千枚もの鏡に覆われた家が作品。『再構築』 行武治美(日本)
「空家、廃校プロジェクト」もアートトリエンナーレの特徴の1つ。過疎化が進む地域で、誰も住まなくなった建物が、アーティストの手により、見事な芸術作品に生まれ変わっているのです。



『かかしプロジェクト』 大岩オスカール幸男(ブラジル)
のどかな田園風景の作品。かかしの“赤”と棚田の“緑”の美しいコントラストを考えると、棚田が鮮やかなグリーンの今が見頃なのかも……。




『脱皮する家』 日本大学芸術学部彫刻コース有志(日本)
これも「空家、廃校プロジェクト」の作品です。外から見るとまったく普通の家。でも中に入ると、このように家じゅうに彫刻刀で削った跡があります。「彫刻刀で削って一皮剥く」というコンセプトだそう。



■公式サイト
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭2009

■越後妻有アートトリエンナーレに関するガイド記事
現代アート好き外国人にお薦めの里山芸術祭


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