国際結婚/国際結婚アーカイブ

アメリカでの披露宴[2] 花婿がトスする物は(2ページ目)

スコットさんたちのアメリカでの披露宴はガーデン・ウェディングでした。宴もたけなわとなってきた頃、お庭ではアトラクションが。そして花嫁のブーケトスと花婿の……。最後まで盛り上がったパーティでした。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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ガーデンでのアトラクション

迫力ある演奏が響き渡ります
おなかが充分に満たされた頃、お庭のほうから、何やら賑やかな音楽が聞こえてきました。行ってみると、中国舞踊の若者一団がお祝いのパフォーマンスを始めています。建物内にいた人たちも、音楽に誘われて、だんだん外に出てきました。


大親友がスピーチで祝福
ここでスコットさんの親友、本日のベストマン(グルームズメンの代表で新郎のサポート役)から、お祝いのスピーチです。彼は日本の結婚式にも出席していました。スコットさんは小さい頃、彼のお母さんのところにピアノを習いに行っていたそうですよ。


お花もきれいなガーデンでした
さあ、パフォーマンスの続きです。今度は中国獅子舞の登場。雨がすっかり上がったガーデンで、獅子舞の激しい動きに、みんな目が釘付けです。




中国獅子舞のスペシャル垂れ幕



獅子舞の踊りがクライマックスに達した時、獅子の口の中から2つの垂れ幕が! 「NAOMI & SCOTT」「BEST WISHES」と書いてあります。観客からは拍手と歓声が沸き起こりました。


くずれちゃった獅子を心配そうに眺める直美さんたち
ここで、あまりにも写真撮影に時間がかかったために、獅子の一つがヘタレてしまうというアクシデントが……! そうなんです、あの高さにするためには、後ろ足役の人が前足の人をずっと肩車していなければならないんですよね。必死でがんばっていたんですけどね~。ごくろうさまでした。


今日のご招待客は約160名。「アメリカでの披露宴[1]」の写真でもお分かりのように、スコットさんはご親族がたいへん多いのですよね。お父様が日系、お母様が中国系アメリカ人で、それぞれにご兄弟やご親戚が多いようで、今日はその大集合の日となりました。

日本では純日本式の結婚式を行ないましたし、日系二世のおじいさま・おばあさまも出席できたので、今回のお料理やアトラクションは中国のカルチャーを中心にプランニングされたみたいですね。でも全体のスタイルはアメリカ式という、北米らしいマルチ・カルチュラルな披露宴でした。


そのアメリカらしい結婚式の風習といえば……


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